高円宮杯プレミアリーグのちょっとした話題

ただいま高円宮杯プレミアリーグ2014が絶賛開催中。われらがコンサドーレ札幌U-18も参戦していて奮闘中。

ただし、今日の話題はコンサドーレのことではない。

記事の下調べのため、日本サッカー協会のサイトを覗いていて、以下のような記事を見かけた。

プレミアリーグEAST第15節のプレビューなのだが、自校のプレミアリーグの試合を文化祭のプログラムの一環として開催するという。「ふ〜ん、面白いことを考えるものだな」と感心してしまった。

日本サッカー協会のサイトから引用:

9月27日、「流輝祭」という文化祭を開催する流通経済大学付属柏高校(千葉)は、清水との一戦に臨みます。流経大柏にとって今節は流輝祭のプログラムの一環。同校は早くから清水戦に向けて集客の準備をしてきました。ただでさえ熱心な流経大柏の応援団に文化祭の来場者の声援が加われば、選手たちのモチベーションはさらに上がるでしょう。一方の清水はプレーでその声援を静めることができるか。首位・柏にプレッシャーをかけるために取りこぼしが許されないこの一戦、雰囲気にのまれず冷静に戦うことが勝利への近道となります。

流通経済大学付属柏高校のサイトには、流輝祭のページもあったりする。

ryuukisai2014

そのサイトで配布されているチラシを見ると、イベントとして、プレミアリーグの試合のことがたしかに記載されている。

ryuukisai2014-2

文化祭というと、文化系部が主役で、体育会系部が参加するにしても演舞やエキシビションが普通と思っていたから、こうした公式戦をプログラムに組み込んでしまう、発想と目の付け所に感心。確かに自校を外部にアピールするのには、日頃の活動を見てもらうのが一番だし、流経大柏のサッカー部を知らない人に興味を持ってもらったり、サッカーを知らない人に試合会場に足を運んでもらったりするのに、異なるジャンルのイベントと組み合わせたりするのは、効果的なのかも。

やっぱり何事も、ひらめきとアイデアなんだなと思った次第。文化祭実行員会に拍手!!

これって、コンサドーレの集客にも似ている。日頃から、バラエティにとんだチケットを販売したり、スタジアムでのイベントに知恵を絞っていたりする。全ては、コンサドーレを知ってもらい、応援してもらい、スタジアムに足を運んでもらうため。こうした活動には、これで良しという終わりがなく、企画を出し続けなくてはいけない(結構きついですけども)。

ひらめきとアイデアをひねり出すのはタダ(実行するにはお金がかかるけど)なので、フロントもサポーターもまだまだ出来ることはたくさんある、と思った秋の日の一日でした。