コンサドーレジュニアユース(U-15)悲願の全国クラブユース選手権大会出場ならず

 この日、第14回日本クラブユース(U-15)選手権北海道予選大会をかねた第5回北海道クラブユース(U-15)選手権大会決勝戦が夕張平和運動公園陸上競技場で行なわれた。トーナメント形式で行われたこの大会、コンサジュニアユースは順調に勝ち進み、決勝戦は札幌の強豪SSSと全国への椅子をかけて戦った。試合の方は両者お互いに譲らず、1-1のままVゴール方式の延長戦へ。しかし残念ながら、最後はVゴールを決められ1-2で敗れ、悲願の全国クラブユース選手権への出場はかなわなかった。

 今年で三回目の参加になるコンサジュニアユースは、これまでこの大会での優勝の経験がない。昨年は敗れはしたものの、1、2年生だけのチームで決勝戦まで進出したこともあり、初めて中学3年生が揃う今年は、大会にかける意気込みも例年以上に高かった。悲願の全国クラブユース選手権へ向けて、今年はシーズン当初から順調に成績を収めてきていた。春先に行われたナイキインターナショナルプレミアカップサッカー大会では、1、2年生が対象であったとはいえ、北海道大会で優勝し全国大会へ進出。また、6月に行われた第11回札幌地区中学生サッカー選手権大会全市大会では決勝でSSSを破って優勝していただけに、雪辱を期された格好となった。

 優勝したSSSは、8月から福島Jヴィレッジで行われる日本クラブユース選手権へ出場する。悲願の全国への切符は掴むことが出来なたかったが、コンサジュニアユースの選手達には、この悔しさを忘れることなく、バネにしてステップアップして欲しいと思う。

 【北海道ユース選手権大会(U-15)】:今年で5回目の大会。現在、北海道には、U-15レベルのクラブジュニアユースチームは北海道には、十数チームある。これらのチームが参加して、トーナメント形式で大会は行われる。日本クラブユース選手権大会の北海道地区予選大会を兼ねる。

 【日本クラブユース選手権(U-15)】:今年で14回を数える、日本サッカー協会主催の第三種競技大会。日本クラブユースサッカー連盟に加盟登録したチームで行われ、今年は全国を9のブロックに分けて予選が行われ、全部で32チームが全国大会に出場する。北海道の出場枠は1チーム。兄貴分のコンサユース(U-18)は、三年連続で全国クラブユース選手権へ進出している。