[第二十九節]in四日市:コスモ四日市戦

こんばんは、永井です。日帰り四日市、ぷらっと行ってまいりやした。 いやはや、天気はよかったんですがもうすんごい風。

陸上競技場の近辺には工場の煙突が結構あったのですが、 そこから出る煙がポマードでビシッと固めたように横一直線に流れてたほど。 主にメインスタンドからバックスタンド方向に吹く強風で、 旗なんか振ってらんないほどアオられっぱなしでした。
で、そんななか、前回(5月5日)の対決の終末のように、 またも電撃的なカウンターでヤラれちまいやした。
敗因はこの強風により、フィニッシュにつながる肝心のセンタリングが ゴール付近FWにうまくコントロールされず、頭上を越えたりの連発だった為。 と言いたいんですが、それにしてはボールを取ってからの左右サイドへの サイドチェンジとかのポーンと大きいパスは結構連携取れてたんですよ。
あの強風なのに、パベルや木島から静臣、または村田への放り込みなんて、 成功率高し。あれができてフィニッシュができないというのは何なのやら? 四日市の「サイドぐらいはあえて空けてあげるよ。しかしセンタリング だけは好きにさせねえ」という謀略にハメられたか?センタリングを 頻繁にブロックされてCKのチャンスだけは多かったのはそのあたりか? 四日市もガチガチに守ろうというカタさはありませんでしたね。全くイーブンに 闘おうじゃないか、と前向きだったようで、9番金炳秀や17番伊藤が細かに マークをズラしてボールを受け取ろうというイイ動きが印象に残りました。 それに応じてですが、なんかこう「中吉って、ここ最近たくましくなってる」 と前々節の仙台戦あたりから感じるんですよ。敵選手に振り回されることも なく、無難に止め役もこなし、ボールを奪ってからも落ち着いて 味方につなごうとするし。
ここで中吉誉めちぎり編。前半でしたか?(不正確ですスミマセン) 四日市のカウンターがドンピシャ。やべぇ1対1か?という場面が あったのですが、ここで中吉がよく戻り、四日市の選手(9番金?)の 真横にビッタシついてコースを消し、相手がグラウンダーのシュートを 打ったのですが、茶木の横を大きく抜けてワクの外。これぞ決定的!という ところだったので、あれでボクの心中では中吉の評価がググッと上がりました。 あれほどの仕事をしたのなら、冨樫を抜いてもオッケーですね。
で、これだけやったのなら札幌にもそろそろ勝機が・・・というところで、 後半も30分近く、エリア内でハンドでもあったのか、PKチャーンス! パベルが出てきて、こっちはゴールと同時に全身跳ね上がる用意してたのに、 GK大原から見て左へドン!大原跳んで大当たり!カンベンしてよおおおお! で、直後に四日市がボールを持ってく持ってく。あっという間にゴール付近。 ちょっとだけ混戦の後、17番伊藤のゴール!やられてもうたあああ・・・・。
もっとも、それほど集中が切れたわけでもなく、その後も幾度も攻め上がった のですが、強風が札幌に味方することもなく。そのままホイッスル。 強風でシュートに結び付けにくい状況において、PKをモノにできなかった あたりが運の尽きかあ・・・。ただあれはパベルのせいじゃなく、 GK大原の勝ちですけどね。
後半、加藤、川合、さらにヨゼフという持ち駒を投入しても 勝ちをゲットできなかったのは不運だわな・・・。
先発FW2人について。コータはなかなか浅沼と連携がとれててよく踏ん張って ました。コータも浅沼もゴールラインへ転がるボールをよく追い、主導権を 奪い取るというグッドプレイは幾度かありました。
キムさん。うーん、ポストとして中盤陣にボールを落とすという仕事はそこそこ こなしてましたが、それ以上がなかったというのが・・・。
ともあれ、早いもので次回最終節。来季同じ準会員としてライバルとなるで あろう川崎(富士通)を破り、出る杭は打つとばかりに苦手意識を相手に 植え付けて「終わりよければイイじゃんそれで」と口笛吹きたいものですね。 それでは今日はこのへんで。長文雑文、失礼いたしました。

(記事提供:永井 謙一郎さん)


守るパベル選手  張りきるアルシンド。 (写真提供:金子和代さん)
右サイドでの攻防  四日市の伊藤健次選手の突破を防ぐ中吉選手。GKは茶木選手。(写真提供:金子和代さん)
右サイドでの攻防2  四日市の伊藤健次選手の突破を防ぐ中吉選手。GKは茶木選手。(写真提供:金子和代さん)
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