柳下正明氏がコンサドーレ札幌監督に就任

この日、北海道フットボールクラブは来期の新しい監督にジュビロ磐田の柳下正明氏が就任することを発表した。契約期間は、2004年2月1日~2006年1月31日の二年契約。来シーズンから自前の若手選手育成によるチーム力強化を掲げるコンサドーレは、選手育成に定評のある監督を中心に選考交渉をかさねてきた。柳下氏は今季こそ、ジュビロ磐田のトップチームを指揮したが、長く下部組織の指導者を務め、そこからステップアップしていった選手たちが今の磐田を強くしている点が見逃せない。基礎を重視する理論派であり、コンサにとっては、岡田監督以来の知性派監督となる。

柳下正明(やなぎしたまさあき):1960年1月1日生まれ、静岡県浜松市出身。選手歴:静岡県立浜名高等学校-東京農業大学-ヤマハ発動機株式会社。指導歴:

  • 1993年 ジュビロ磐田 サテライトコーチ
  • 1994年 ジュビロ磐田 コーチ
  • 1995年 ジュビロ磐田 サテライト監督
  • 1996年 ジュビロ磐田 コーチ
  • 1997年 ジュビロ磐田 ユース監督
  • 1999年~2000年 ジュビロ磐田 コーチ兼サテライト監督
  • 2001年~2002年 ジュビロ磐田 コーチ
  • 2003年 ジュビロ磐田 監督(リーグ戦通算成績/16勝9分5敗)

発表された柳下氏のコメント:
『攻守にわたり自らボールを支配し、コントロールできるアクションサッカーを行い、サポーターやファンの皆様に感動を与えられるチームをつくりたいと思います。』