山瀬功治選手が靱帯断裂の大怪我

 この日札幌ドームで行われたJ1リーグ1stステージ第15節コンサドーレ札幌-東京ヴェルディ1969戦で負傷退場した山瀬功治選手の怪我の状況が、HFCより発表された。それによると、山瀬選手は、右ひざ前十字靱帯断裂で全治6ヶ月の重傷。今季J1の2ndステージでの復帰はほぼ絶望、また先に発表されたU-21日本代表での中国遠征と秋の釜山でのアジア大会への出場も見送ることになった。
 一般に靱帯断裂した場合、放置しても元に戻らないので、断裂した靱帯をつなぐ再生術(手術)を施した後、長いリハビリを行うことになる。近年では、ブラジルのロナウド選手が、どの靱帯かは不明ながら(ひざ靱帯にはいくつか種類がある)右ひざ靱帯断裂で手術を受け、長いリハビリを乗り越え、2002W杯で復活、活躍したのが記憶に新しい。またかつては、現在コンサドーレ札幌の小倉隆史選手も右ひざの後十字靱帯断裂、現フェイエノールトの小野伸二選手が左ひざ内側側副靱帯断裂しており、同様に長いリハビリの経験を持つ。いずれにしても靱帯断裂の場合、術後のリハビリが非常に長く、精神的にも苦しいものになるだけに、周りのサポートは不可欠といえる。