コンサFAQ12 -頑張れコンサドーレ!支援編-(2001年版)

【このページに載っているFAQ項目】

  1. We are Consadoleキャンペーンって何?
  2. ドーレ君バッジは売っているものなの?
  3. 募金をしたいのですが?
  4. コンサを経済的に支援する活動(募金)になんかいろいろあってよくわかりません
  5. ボランティアで何かお手伝いしたいのですが

  1. We are Consadoleキャンペーンって何?
    • 別名、カンバッジキャンペーンと呼ばれているこの募金活動は、一個500円のカンバッジを買ってもらって、それをコンサドーレの運営資金に当てようというもの。北海道フットボールクラブが始めたこの募金活動は、苦しい台所事情のコンサドーレ札幌を支援するために、97年の12/19から始まりました。一番最初に始まった募金活動。カンバッジは円形の金属製、白地で中央にドーレくんがレイアウトされています。このキャンペーンには、購入と同時に、コンサ支援の署名もしてもらい、市民や道民の盛り上がりを対外的に示すという意味合いもありました。98/2/26には、赤地にドーレくんの新しいデザインのも登場。ちなみに、これまでに10万個以上のバッジが売れています。
    • このキャンペーンには、募金活動という目的の他に、実はもう一つ大きな目的が含まれていました。ずばりそれは、議会対策。このキャンペーンが始まった当時、コンサドーレ札幌の運営会社である北海道フットボールクラブは、経営危機にひんしていました(大きな赤字を抱えている状況は現在も変わらないが)。その時点での最大の関心事は当面の運転資金をどうするかであり、不況で民間からの増資やスポンサー料の大幅な増収が見込めない状況では、札幌市や北海道の支援を期待するしか無かった(すぐ、官に頼る体質はあまり良いものではないのだが)。公的資金に頼るには、市民、道民レベルで、コンサを救えという声が高くなる必要があったわけです。そこで考えられたのが、署名活動であり、このキャンペーンである。単なる署名だけでなく、一個500円のお金を出してまで、コンサドーレを支援してくれる人達が多くいれば、デモンストレーション効果は絶大なものとなる。署名する支援趣意書の文面も、お金を集めると言うよりは、より多くの支援をお願いしますという感が強い文面となっていました。また当初はこのキャンペーンの期限が、2月末日までとなっていましたが、これは予算編成の時期が二月末だったからです。それまでに、多くの支援を集めたいという意図が含まれていました。
    • 実際、このキャンペーンが始まって、1週間で1万個のバッジがはけ、市民レベルの盛り上がりはすごいと、新聞などで紹介された。さらに市民だけでなく、青年会議所、商工会等、各種団体が支援を表明。結局最後には、最後まで議会で抵抗していた道自民党も、このままでは自分達だけが悪者になってしまうということで、反対を取り消しました。一応の効果を示したわけです。
    • 『小話の部屋』ページ内に、98年の古い記事ですが、紹介記事があります。

  2. ドーレ君バッジは売っているものなの?
    • ドーレ君バッジは、厳密な意味では、コンサグッズや商品ではありません。赤い羽根や緑の羽根のようなものと同じだと思っています。このような考えに立つと、コンサバッジは売られているものではないと言えます。買うというより、募金するといった行為に対する対価としてもらえるものです。従って、以前はバッジを購入するときに、コンサドーレ支援お願い書みたいなものに、署名をしていました。
    • でも、実際店頭で手に入れるときは、お金を払うわけで、意識しなければ気がつかないことですが。

  3. 募金をしたいのですが?
    • コンサドーレは、経営的苦境を乗り越えるために、常時募金を受け付けています。募金をしたくなったら、ぜひ募金をしてみてください。
    • コンサを支援する募金活動には、幾つか種類があります。『チームの紹介』ページ内:
      コンサドーレを助ける(支援活動) に一覧としてまとめてありますので、参考にしてください。

  4. コンサを経済的に支援する活動になんかいろいろあってよくわかりません
    • コンサを支援するための募金や活動には、たくさんあって、確かにわかりにくくなっています。そこで、これらを一覧したものをこちらに用意しました。現在までに、おこなわれた募金活動や市民レベルで参加できる経済支援活動などが一覧にしてあります。

  5. ボランティアで何かお手伝いしたいのですが
    • HFCの経営が苦しいと聞くと、“そんなに苦しいのなら、何かお手伝いしましょうか?”、てな気持ちになるサポーターも少なくありません。実際、“ボランティアとかは募集していないの?”なんて問い合わせも、時々来ます。現在、HFCが募集しているボランティアは、ホームゲームの開催される厚別競技場で運営の手伝いをする「コンサドーレ札幌ボランティアスタッフ」の一つだけです。この制度の説明は、『コンサドーレボランティアスタッフ』を参照してください。
    • 2001年シーズンからは、コンサドーレ札幌ボランティアスタッフに加え、『すいか隊』なるボランティアも登場しました。『すいか隊』は、コンサドーレ札幌の練習場である「宮の沢白い恋人サッカー場」の芝のメンテナンスを手伝うボランティア隊のことです。「宮の沢白い恋人サッカー場」はスポンサーでもある石屋製菓所有のグラウンドなので、管理は石屋製菓が行っています。そのため、『すいか隊』の主催もHFCではなく石屋製菓ということになります。こちらの説明は、『すいか隊』を参照してください。
    • コンサ関連のボランティアは上記のようなものですが、元来ボランティアは、こんなボランティアがあるからやってみようか、といったものではなく、何か力になりたい、という気持ちがまずあって、それを行動で表したものです。ですから、形はどんなものであっても良いと思います。もちろん、先に紹介したコンサドーレボランティアスタッフもその一つでしょうし、ゴール裏で応援している人たちもある意味でボランティアでしょう。コンサドールズもボランティアですし、ホームページを制作運営していくこともそうでしょう。『おれたちコンサドーレのサポーター編』の中で紹介した活動もそうです。サポーターが展開している様々な活動はほとんどというか全てボランティアです。
    • それでも、私は一人だけだし、一人じゃなにもできない。と思うかも知れません。でも、先に紹介したほとんど活動は、まず最初は一人の人が思いついたことに始まるのです。現在では大きな活動になっている「Big Flag Project」しかり、「熱狂コンサライブ」しかりです。活動の内容に大きいだとか、小さいとかは関係なく、“何かコンサドーレのために力になりたい”という気持ちを大切にして、まず自分が出来るところからはじめればいいのです。例えば、ホームゲームに行くとき必ずまだ試合を見たことのない友達をつれていく。さりげなく職場や学校の知り合いにコンサドーレ札幌を浸透させていく。そうやってコンサドーレを広めていくことも立派な活動の一つです。
    • またお金に余裕がある人は、HFCが展開している募金活動に参加するのも良いでしょうし、また変わったところでは、シーズン券を自分の分とは別にもう一枚購入して、毎試合知り合いをつれていき、コンサ色に染めてしまおうなどということやっていたりする人もいます。お金をかけずに奉仕することがボランティアなのでは、という意見もあるでしょうが、本来、ボランティアの意味は自分から進んで社会事業などに奉仕することです。従って、欧米などでよく見られるお金もちの人が慈善団体に寄付したり、自分の財産を何らかの福祉事業に役立てたりすることも、大きな意味では同じ様なものだと思います。実際には、このような活動はボランティアとは呼ばれませんが、この際、どんな呼ばれ方をするかは関係ありません。
    • ようは、生活に少し余裕がある人が、それなら他の人のために何か役に立つことはないだろうか、とはじめるのがボランティアなので、そのような人は自分の出来ることから何か始めて下さい。多くの人がそれをおこなうことで、コンサドーレ札幌はよりすばらしいクラブへとなって行くでしょう。