エメルソン選手がJ2得点王記録を更新

この日、札幌厚別競技場で行われたJ2第23節札幌-新潟戦で、エメルソン選手が今季通算20得点目を決め、J2リーグシーズン最多得点記録を更新した。記念すべき新記録の得点は、新潟に1点先制された苦しい状況の中、生まれた。試合終了間際の後半43分、播戸竜二選手のセンタリングに合わせた一発は、同点に追いつく価値ある一発となった。試合の方は、この後、延長にもつれこみ、後半に森秀昭選手がVゴールを決め、チームはJ2記録更新中の14連勝を決めた。

これまでの記録は、昨年大分トリニータの神野卓哉選手(現東京FC)が記録した19得点(1999年J2は36試合)。およそ倍のペースで達成したことになる。ちなみに、J1(Jリーグ)の得点記録は、1998年にハットトリックを連発して中山雅史選手(ジュビロ磐田)が達成した36得点(1998年Jリーグは34試合)。JFLでは1997年にバルデス選手(コンサドーレ札幌)が達成した40得点(1997年JFLは30試合)。エメルソン選手には、この二選手の記録を目指し、更に記録を伸ばして欲しいと思う。

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