コンサのナビスコカップ終わる

この日、厚別競技場でナビスコカップ1回戦二戦目が行われ、ガンバ大阪に敗れ二連敗となったコンサドーレ札幌は、1回戦敗退が決まった。昨年に引き続きホーム&アウェイのトーナメント方式で実施されたJリーグナビスコカップ。本来、4/12に室蘭で行われる試合だったが、有珠山噴火の影響でこの日に延期。会場も室蘭入江から札幌厚別に変更となった。

4/19に万博記念競技場で行われた一戦目で、1-2で敗れているコンサドーレは、この日の試合2点差以上で勝利が必要。コンサドーレの先発攻撃陣は、絶好調のエメルソン選手、播戸選手のコンビ。対するG大阪のFWには、吉原選手がいる。お互い今年は所属チームが入れ替わった二人のFWの対決も見所の一つ。今年のナビスコカップ1回戦最大観客動員数を記録したこの日の厚別競技場(10,808人、清水-水戸の試合が残っているため暫定)。力強いコンササポの声援を受け、序盤から攻勢にでる札幌。アウェイの初戦では、わずかシュート二本に抑えられた札幌だったが、この日は、G大阪の倍のシュートを放つなど、試合は札幌が押し気味に進める。しかし、この試合引き分けでも良いG大阪は、代表クラスの宮本選手、稲本選手を中心にディフェンシブに要所要所を押さえた試合運びを見せる。

試合は双方決め手無く、前半を0-0で終え、後半へ。どうしても得点が欲しいコンサドーレは、怪我から復帰した今季公式戦初出場となる高木選手をトップに起用し、3トップの攻撃的な布陣へ。G大阪のゴールをこじ開けようと頑張るが、後半ロスタイムに前がかりになっている裏をつかれ、途中出場の松波選手にゴールを決められてしまった。試合はこのまま終了。二連敗で1回戦敗退が決まった。

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