吉原宏太選手の活躍とアクセス数

ここ最近の吉原宏太選手の躍進は、まさに目を見張るばかりで、五輪代表での活躍は記憶に新しいところです。このホームページのニュースのページでも、5月に日本代表候補に選ばれたところから数えて、“吉原宏太選手が~なになに~”といったタイトルが9つも並びました。このページは、選手の個人応援ページや、データをメインにしたページとは、コンセプトが異なるので、一選手の全記録や活動を掲載したりはしておらず、節目節目となる出来事や記録を掲載するようにしているのですが、それにもかかわらず、これだけのタイトルが並んだところに、この二ヶ月間の吉原選手を取り巻く環境の変化と、活躍ぶりが伺えます。

さて、今回の独り言は、この吉原選手とこのページへのアクセス数の関係のお話。このホームページ全体のレイアウトをちょこっと、この前いじったときに、トップページへのアクセス数の一週間分の推移が誰でも見れるようにしたんだけど、そのデータを見てておもしろかったことというのが、今回の主題。ちなみに、この独り言のページは基本的に、テキストだけで記事を構成するつもりにしていたんだけど、こればっかりはデータ画像を紹介しないと理解できないので、以下にその時のアクセス状況を掲載します。

左が、五輪予選香港ラウンドの第1戦目が行われた6/12のアクセス数の推移。右が、第二戦目が行われた6/14の推移。一目見て、右の方が、19時~20時台のアクセス数に比べて、その後急激に増えていることがわかるでしょう。19時~20時は試合の中継が行われてた時間帯です。そう、みんなテレビを見てて、試合後、インターネット殺到したんですね。おそらく、この時間帯試合に出るかもしれない吉原選手を期待して、試合後はそのことを話したり、そのことについてみんななんていっているのかを知りたくて、ネットのアクセス数が上昇したわけです。 通常、このような劇的な変化を見せるのは、コンサドーレの試合のあった日、それも試合終了後です。吉原選手たった一人でこのような現象を起こさせたのだから、ある意味すごいこと?、それとも、これが代表に選ばれるということなのでしょうか。
それじゃあ、何故、第一戦目はこのような推移を示しなかったのか?それは、吉原選手が出場するとはほとんどの人が思っていなかったから(怒らないでね、こーたファンの方々)。高原選手(磐田)の怪我で急遽召集された五輪代表。岡田監督からは“補欠なんだから一生懸命がんばれ”といわれて札幌を発った吉原選手。ほとんどの人が、まさか初戦からいきなりデビューはしまい、とタカをくくっていたというのがほんとのところでしょう。もちろん、吉原選手のファンの方々は、海の向こうのトルシエ監督に向かって“こーたを出せ~、こーたを出せ~”と、一生懸命、念を送っていたでしょうが(^^)。試合自体も楽勝が予想されたし、ビデオでもいいやといって、土曜日だし遊びに出かけていた人もいるでしょう。ところがところが、後半途中に交代出場。記念すべきデビュー戦をハットトリックで飾る。この結果を知った二戦目からは、みんなが、今度の試合も出るかも知れないと思うようになり、テレビの前でライブで観戦。右の様なアクセス数の推移となった。と、自分では推測しています。

一般に、普段の日も、アクセス数の推移は、左のような感じ。テレホーダイが始まる23時あたりまではなだらかな推移をたどります。右のようなアクセス数の推移は、このあと、三戦目、四戦目と試合の行われた日にもみられました。きれいに、試合が終了する21時台から一気に上昇しました。もちろん、日本ラウンドでも同じでした。おもしろいのは、吉原選手が日本代表に呼ばれて、五輪予選に出場しなくなった日本ラウンド三戦目から、21時からのこれらの劇的な変化が見られなくなり、いつものような推移に戻ったこと。やはり、このページはコンサドーレが好きな人ばっかりアクセスしているということかな(当然といえば当然のことですが)。