「札幌ドーム」の工事がいよいよ始まる

 4年後の2002W杯日韓大会の札幌会場になることが予定されている全天候型ドーム型スタジアム「札幌ドーム(仮称)」の工事がいよいよ始まった。2001年5月完成を目指すこの競技場は、コンサドーレ札幌のホームスタジアムになることが予定されている。この日、札幌市豊平区羊ヶ丘の建設現場で安全祈願祭が行われ、札幌市、北海道、工事の関係者らが参加して行われた。桂札幌市長、堀北海道知事のくわ入れで、本体工事の開始が告げられた。
 完成時には、4万人強を収容できるドーム型スタジアムとなり、移動式グラウンド、観客席を持つことで、野球場としても使える多目的施設となる。「札幌ドーム」は仮称で、名称は一般公募の中から決められることになっている。