帯広にて横浜マリノスとプレシーズンマッチが行われる

 この日、帯広の森陸上競技場にてコンサドーレ札幌と横浜マリノスのプレシーズンマッチが行われた。現在JリーグはW杯による中休み中で、全国各地でこのようなプレシーズンマッチや練習試合が行われている。ほぼ1万人の収容能力の競技場には8000人を越える人が観戦に訪れた。試合に先立ち、日本代表としてW杯に出場した横浜マリノスの四人の選手(井原、城、小村、川口)への花束贈呈などのセレモニーが行われた(ちなみにこの四人の選手は試合には出場しない)。
 この日の試合、新しいフォーメーションを探っている札幌はJリーグ中断直前まで採用していた3-5-2システムを改め、4-4-2のフォーメーションで試合に臨んだ。しかもペレイラ選手をMFとして用い、中盤を4人で構成する菱形の底のボランチの位置に入れるという新しいフォーメーション。監督は中盤を厚くして、ゲームの主導権を握りたい考えのようだ。試合の方は、横浜Mに押し込まれながらも、前半15分ごろ札幌の吉原宏太選手のゴールで先制する。そしてこのまま前半を1-0で折り返した。後半も横浜のペースながら、札幌の守備陣は良く耐え、後半30分には攻撃陣がそれに報いる。再び吉原選宏太手がゴールを決め2-0、試合を決めたかに思えた。ところが、終盤の40分になって、ここまで良くしのいできた札幌は、立て続けに横浜にゴールをわられる。結局2-2の引き分けで試合を終えた。
 7/25の再開に向けて調整中の札幌は、今週も横浜フリューゲルスや川崎フロンターレとの練習試合が予定されている。