JRコンサドーレ札幌号運行2

道内開幕戦に引き続き、この日も、臨時特急「コンサドーレ札幌号」が運行されました。今シーズンは、残りの室蘭の試合全部で運行されることが決定しました。(ナビスコカップの試合も含みます)


この列車の説明は、前回の小話「98.04.04:JRコンサドーレ札幌号運行」を参考にしていただくとして、この列車の乗車記Part2をお話しましょう。別に変わったことがあったわけではないので、たいした話をするわけでありませんが。
今日は、試合開始が前回の試合のときのように13:00ではなくて、14:00からだったので、列車の方も札幌駅を11時すぎに発車するという結構朝に余裕のある運行でした(前回は9:30頃出発でした)。それでも朝に片づけなくてはならない仕事があった私は、間に合わないかもしれないと、焦りながら札幌駅に向かったのでした。11:04発車のこの列車に乗るために、札幌駅に着いたのが11:00。改札からホームまでは走る破目に、階段を駆け上がりホームにでたときは、既に「コンサドーレ札幌号」は入線していました。

この日(4/25)の運行表

注意:この列車の運行時間は臨時列車のため、日によって異なります。かならずご確認の上、ご利用下さい。また、この日は延長PK戦で試合時間が延びたため帰りの時間が変更になりました。

『コンサドーレ札幌号』運行表
行き 帰り
札 幌 11:04 18:42
新札幌 11:16 18:21
千 歳 11:36 17:57
南千歳 11:40 17:54
苫小牧 11:58 17:30
白 老 12:13 17:15
登 別 12:27 17:02
幌 別 12:33 16:55
東室蘭 12:43 16:46
室 蘭 12:57 16:32

ホームから車内を覗いてびっくり。お客さんたちは既に乗り込んでいましたが、なんとすでに一杯。座れるかと心配になったが、何とか席を確保することができた。乗車率90%以上と言ったところ。前回乗ったときは、結構空いていたのに比べると、混み具合が全然違った。試合の前売りチケットの発売枚数もかなり好調と聞いていたから、こりゃ今日はスタジアムも混むな、と直感した。
この列車、前回と同じく8両編成のディーゼル車。前回も8両だったが、かなり空いていたので、今日は6両とかに減らされるかと心配していたが、JRは前回と同じく8両編成で運行してくれた。今日6両とかに減らしていたら、とんでもないことになっていた。
さて、札幌-室蘭間というのは、右の図に示すように通常「特急すずらん」という列車が走っています。また、東室蘭駅で乗り換えになりますが、札幌-函館間を運行している「特急北斗」でも行くことができます。この日も11:04発「コンサドーレ札幌号」の10分前に、10:55発の「北斗10号」が走っていました。また「コンサドーレ札幌号」で行くと、現地到着は、試合の開始1時間前の13時なので、前座のユースの試合を見たり、早めに場所取りしたい人などは、朝発の「すずらん2号」などに乗っていったようです。

車内では、NHKのクルーがサポーターのコメント取っていました。この日から発売になったJRのコンサドーレデザインのオレンジカードもJRの職員や車掌さんが販売していました。一枚1000円で、白地にドーレ君がデザインされてました。限定販売ということでつい一枚買ってしまった。今日は、お昼を車内でとることにしていたので、コンビニで買った昼飯の弁当を食べたが、食べ終わると気持ちよくなったのか、今回も車中二時間の半分位は寝ていました。13時には、JR室蘭駅に到着しました。


上り運行表(4/9改正分)

. すずらん2号 北斗8号 普通列車 北斗10号 普通列車
札 幌 9:16 9:46 10:55
新札幌 9:24
南千歳 9:47 10:16 11:24
東室蘭 10:44 11:09 11:28 12:17 12:43
各駅停車 乗り換え→ 各駅停車 乗り換え→ 各駅停車
室 蘭 10:57 11:42 12:57
下り運行表(4/9改正分)
. すずらん
7号
普通
列車
北斗
11号
普通
列車
スーパー
北斗13号
普通
列車
スーパー
北斗15号
すずらん
9号
室 蘭 15:34 15:43 16:42 17: 18:32
各駅
停車
各駅
停車
乗り換え 各駅
停車
乗り換え 各駅
停車
乗り換え 各駅
停車
東室蘭 15:46 15:57 16:11 16:57 17:01 17: 18:15 18:44
南千歳 16:44 17:03 17:48 19:02 19:40
新札幌 17:04 20:03
札 幌 17:13 17:31 18:13 19:26 20:12

今日は、帰りも「コンサドーレ札幌号」に乗って帰ることにした。前回は、並行して走っていた「すずらん7号」に乗れたので、それに乗って帰ったのですが、今日はこの列車しかなかった。コンサ号は、一応帰りの運行時間は決まっていたのだが、延長やPK戦で、試合時間が延びたときは、待っていてくれることになっている。この日も16:30発の予定だったのが、延長PK戦の末、試合終了時間が延びたため、17:30発に遅らせてくれていた。この点は、JRのサービスには満足なのだが、帰りの列車は、これ一本に集中するために、必然の結果と言うか、列車は満員の状態になってしまった(立ち席のお客も結構いました。立錐の余地なしと言うほどではありませんでしたが。乗車率110%くらい?)。行きは、早めに行く人がいたりして、他の列車に乗る人がいたりするのだが、帰りはこの列車に集中するようだ。
同時に、東室蘭で接続する「北斗15号」も10分後にあったが、函館からの特急だと座れる可能性が少ないということで、みんなこれに乗っていたような。直通の「すずらん9号」は、一時間後の18:30発まで待たなくてはならなかった。
全席自由席だったが幸い席が取れたので、コンサ号で帰ることにした。帰りのコンサ号は、折り返しのため、行きと同じく8両編成。帰りはスタジアムで一緒になった知合いの人達と一緒に乗った。そこで10~12両にすればいいのにと言う意見もでていたが、そうするとホームには入りきらない(^^)。やはりここは、前売りチケットの売れ行きから、観客の増加を予想して、列車の増発を最初から計算に入れておくべきであったのあろう(to JR北海道)。
とはいえ、延長PK戦まで考慮すると、ハズレたとき大変だから、なかなかむずかしいところなんだろうけど。でも、やはり、もう少し空いている方が(全席自由席とは言え全員が座れるぐらいの余裕があると)良いと思ったの自分だけではあるまい。

帰りの車中では、行きと同じく、オレンジカードの販売が行われていた。JR北海道のミスツインクルレディーが、今後室蘭で行われる時に運行される「コンサドーレ札幌号」のパンフレットを配っていた。ナビスコも併せて、残り4試合、室蘭での試合がある日はコンサ号が運行されるようだ。コンサドーレの善戦を祝いつつ(半分くやしがりながら)サッポロビールを飲み時をすごしたため、行きと同じくしばらくうとうとしてしまった(良く寝るなあ)。そうこうしているうちに19時すぎに札幌駅へ到着した。

以上、この日の乗車記でした。