JRコンサドーレ札幌号運行

コンサドーレ札幌号

道内開幕戦となったこの日、札幌-室蘭間にJR北海道の『コンサドーレ札幌号』が運行されました。かくいう私はこの列車に乗って行きましたので、この列車の様子を少々紹介したいと思います。


と、その前にこの列車の簡単な説明を。この列車は、JR北海道がこの日の試合に合わせて企画したもの。コンサドーレの本拠地札幌から、道内開幕戦の行われる室蘭まで臨時特急として運行されました。試合前に到着し、試合後、折り返し帰って来るというダイヤでした。

『コンサドーレ札幌号』運行表
行き 帰り
札 幌 9:36 18:03
新札幌 9:46 17:54
千 歳 9:46 17:34
南千歳 10:09 17:30
苫小牧 10:28 17:12
白 老 10:43 16:57
登 別 10:56 16:44
幌 別 11:03 16:37
東室蘭 11:13 16:27
輪 西 11:18 16:20
御 崎 11:21 16:16
母 恋 11:25 16:13
室 蘭 11:27 16:10

この列車、名前こそ、『コンサドーレ札幌号』でしたが、コンサドーレのサポーターだけしか乗れないというわけではなく、あくまで普通の臨時特急という位置づけの列車でした。そのためこの列車は、JRが企画した『コンサドーレ札幌応援パック(乗車券、特急券、試合のB自由席チケットなどが一緒になったもの)』のお客さん以外、一般の乗車券・特急券やSきっぷなどの切符だけの人でも乗車できました。この日は、この他、札幌~室蘭間特急列車(すずらんなど)・室蘭近郊の普通列車の車両増結も行われてました。

札幌駅のホームにすべり込んできた『コンサドーレ札幌号』は、8両編成のディーゼル車両。ホームには、お客さんが結構並んでいた。ぎりぎりについた私は、座れなかったらどうしようと思ったが、車内は意外に空いていた。これだと、次は、6両編成くらいになってしまう!かもと、いらぬ心配をしてしまった。ホームでは、サポーターの他には、テレビカメラなどマスコミの人達がいました。

車内でも、カメラマンがうろうろ。テレビ局関係では、HBCのクルーが載っていました。HBCのコンサ担当のアナウンサー石山さんがコメント取っていましたね。その他、JR北海道のミスツインクルレディーが、JR北海道の宣伝活動をしていました。車中二時間の半分位は寝ていた私ですが、11時半には、新駅舎になった室蘭駅に到着しました。


スナップ

コンサドーレ札幌号

JR札幌駅のホームに停車中の『コンサドーレ札幌号』。どうやら車体は、特急『スーパーとかち』号の同じもののようです。

ヘッドマーク

コンサドーレ札幌号のヘッドーマーク。わざわざ作ってくれたんですねえ。やるなJR北海道。でも、なんか変?と気づいたあなた。相当なコンサフリークです。そう、マークの端にある赤と黒の帯び部分が左右逆なんですねえ。

札幌駅ホーム

札幌駅のホームの発車案内板。コンサドーレ札幌号、9:36発、室蘭行きと書いてあります。

車内

車内の壁の広告板には、コンサドーレ札幌の広告板が。今季ホームゲームの日程や、チケットの種類値段などが書いてあります。

室蘭駅駅舎

終点のJR『室蘭』駅。新駅舎です。室蘭駅はこれまでの駅舎の場所から、1kmほど手前に移転しました。それに伴い、駅舎も新築。室蘭駅が移動したことで、駅から入江競技場までの距離が短くなりました。

室蘭駅

室蘭駅の壁には、コンサドーレ札幌のタペストリー型のポスターがずらり。