聖地・厚別競技場へ行こう4(スタジアムでのアトラクション)

コンサドーレのホームスタジアムの厚別競技場。見どころはコンサドーレの試合だけではありません。試合以外にも、スタジアムを訪れるサポーターのため、北海道FCを中心に様々なアトラクションを企画しています。また、アトラクションだけではなく、テレビでは見ることのできない様々なことが行われています。ここでは、時間に沿って、スタジアムでどういうことがおこなわれているかを紹介してみましょう。ここに紹介したもの以外でも、不定期に行われるものや記念に行われるものがあります。


試合前

コンサ側ゴール裏での応援団の打合せ

厚別競技場は、試合開始二時間前に開門します。メインスタンドから向かって左側のゴール裏芝席には、コンサ応援団がいます。試合前にみんなで打合せをします。その後、試合開始1時間から30分くらい前に、応援の練習をすることがあります。

選手達の練習時間

選手達はスタジアムに二時間くらい前までには到着します。その後、メインスタンド下にある室内練習場などで、ストレッチや準備運動をした後、ピッチにでてきて、練習を行います。ピッチでの練習は、試合開始30分くらい前から15分ほどおこなわれます。この時には、まだ選手達は試合用ユニフォームを着ておらず、練習着を着ています。先発&ベンチ入りメンバーが発表される前から練習は行われるので、この練習でピッチにいる先湯を見ると、その日のメンバーが発表前にわかります。もちろん、対戦相手チームも練習を行います。メインスタンドから見て、左側のゴールをコンサドーレ札幌が、右側のゴールを相手チームが練習に使います。

選手紹介

写真はメインスタンド中央最上段にある放送用ブース。ここにはテレビでの試合中継用ブースや、場内アナウンス用のブースがあります。その下には貴賓席や記者席があります。コンサドーレのホームゲームでは、FMラジオで活躍するDJの方達が、場内放送を担当します。試合前には、今日の見どころや最近のコンサドーレの様子などの放送が聞けます。また、試合開始前に、先発・ベンチ入りメンバーの紹介も行います。大体試合開始20分くらい前にメンバー紹介は行われますが、まず相手チームの選手紹介から。かる~く流した後、いよいよコンサドーレの選手達の紹介。DJのテンションもあがり、気分を盛りあげてコンサ選手の紹介。ゴール裏応援団も一人一人の選手コールで応えます。


試合直前

コンサドールズ

試合開始10分ほど前になると、コンサドールズのパフォーマンスがあります。10人で構成されるダンスドリルチームです。基本的に、メインスタンド前で踊りますので、コンサドールズを見たい方は、SS指定席を購入してメインスタンドに陣取る必要があります。写真は、今年の仙台戦。デジタルツーカー北海道スペシャルデーということで、デジタルツーカーガールズ(青色)も登場し、一緒に踊るコンサドールズ(赤色)。

ボールボーイ入場

試合開始5分ほど前になると、ボールボーイがヤングマンの曲にのって入場。ボールボーイとは、試合中ピッチの周りにいて、ボール拾いをする人達のことです。市内の大学サッカー部の部員の人達がやります。

選手入場

そしていよいよ選手入場。コンサユースのメンバーが掲げるコンサフラッグの間を、対戦チームの選手達と一緒に入場してきます。コンサドーレの選手は、この時、子供たちの手を引いて、一緒にはいってきます。この子供たちは、市内の幼稚園などの子供たちです。また、選手達に先立ち、必ず、FIFAの”FAIR PLAY PLEASE!!”の標語のかかれた黄色い旗が入場してきます。

ビックフラッグ

選手入場に合わせて、ゴール裏の応援団席では、オフィシャルサポーターズクラブ”N ★LIGHTS”のビックフラッグが広げられます。また、応援団から、コンサドーレコールがおきます。

記念撮影

グラウンドに入場してきた選手達は、横に並び、記念撮影。手をつないで入場してきた子供たちも一緒です。きっと、一生の思い出となることでしょう。


試合開始

試合が始まる

そして、時間になると試合が始まります。今シーズンも無敗神話を続ける、厚別競技場では、コンサドーレの選手達の力が100%以上発揮されます。また、応援団の応援も始まり、スタジアムのあちこちから、コンサコールがわきあがります。手拍子やメガホンをたたく音で、スタジアム中がおおわれます。

得点だ!!

そして、待望の得点が、コンサに入ると、観客は総立ちになります。ゴール裏席では、応援団のフラッグが全て立ち、思いっ切り振られます。バックスタンドでは、フラッグが走り、それに合わせてウエイブがおきます。


ハーフタイム

バックスタンドのアトラクション

ハーフタイムになると、バックスタンド全体で、観客が参加して、赤や黒の布を使ったデコレイションが行われ、赤黒に交互に染められます。

来場者記念品の当選番号の発表

ハーフタイムには、来場者プレゼントの当選番号が発表されます。試合球や、コンサグッズなどがあたります。JFLの前期までは、試合チケットの通し番号で行っていましたが、後期からは、スタジアムに入場する際に、抽選番号の刻印された”ハーフタイムプレゼント抽選券”をくばり、その番号で行うようになりました。ちなみに、私は昨年からズ~っと試合を見てきていますが、残念ながら一回も当たったことがありません。

ドーレ君

厚別競技場では、ドーレ君がトラックを歩いています。試合前やハーフタイム、試合後などに歩く事が多いです。試合前は、コンサドールズと一緒に踊ったりもします。スタンドから声をかけると、愛想を振りまいてくれます。とりわけ、子供たちからの声援は大好きなようで、声がかかるとポーズまでとってくれます。雨の日なんかも、特製カッパを着てでてきてくれます。


試合後

試合後の挨拶

試合が終わると、まずセンターサークル付近であいさつをして、その後バックスタンド、ゴール裏席の順で、前まで着て手を振って挨拶してくれます。

ヒーローインタビュー

試合後には、メインスタンド前で、その日、活躍した選手のヒーローインタビューがあります。厚別では、コンサドーレはまだ負けたことがないので、ヒーローは必ずコンサドーレの選手ですが、負けたときには、このヒーローインタビューはどうなるのかは、知りません。


これで、一通りスタジアムで行われる出来事は終りです。この後は、皆さん後始末を始末をして帰っていきます。ピッチ上のゴールは、ばらされ片づけられます。また、ナイターのとき、出場している照明車は、照明灯を落とし、たたまれます。ゴール裏の応援団は、旗や横断幕を片づけ、かならずゴミの後かたづけをして帰ります。