あなた最初の書きこみちゃんと読んでくれました？別に道が設立時に資金援助しているからといって、コンサが道に対して責任を負っている事にはならないと思います。それに今現在北海道にほかにプロのクラブがないからといって、コンサドーレ札幌が「北海道のクラブである」と言いきってしまうのはどうでしょう。
僕が何故、道による公的資金の導入に反対かははっきりしているからです。「道民にとってコンサドーレ札幌は税金を投入しなければならない優先順位の最も下のクラス」であろうと思うからです。
例えコンサドーレがどこにあろうと「北海道フットボールクラブ」と名乗ったのはちょっとまずいんでは。今はそうかもしれないけど、別にコンサが唯一の道内クラブである必要は全くないんです。
あなたは全道的にどれだけの支持がコンサドーレに集まっていると思っているんですか。僕にとっては、というより恐らく大多数の道民にとっては「訳の分からんサッカーチーム」よりは、北海道の現在の負債を返済したり、新しい企業の育成にお金を出す方がみんな納得するでしょう。現在日本一金がかかっている保険料の問題を解決していく方がもっと重要なんじゃないですか。
大体、札幌でも栗山にしてもいいですが、公共の為に使うべき「税金」を使うのですから、やはりそれは札幌市の税金なら札幌市民のために、北海道の税金なら道民のために使われなければいけないのでは？だから札幌市がコンサを援助するのは札幌市民のためであり、別に北広島市民のためではないんですよ。まして、釧路市民のためでもありません。
加えて言うなら私企業の場合、もし始業当初に出資していても、その企業が債務不履行に陥った場合即座に債権を引き上げますよね。別にコンサがそうされても、今の状況であればなんの不思議もないでしょう。
あなたのおっしゃった通りに、各地にそう言う才能発掘センターみたいなものを開いているクラブは世界には存在します。しかし、もう何億も公的なお金を「使いこんでいる」にもかかわらず、「北海道フットボールクラブ」にはそんなもの、少なくとも前述の理由から優先順位1位の札幌市民にさえそういうパブリックスペースを提供できていない以上、あなたのおっしゃっていることはただの夢物語に過ぎないのでは。
あなたは札幌の隣の町に住んでいるんですから、道東の住民よりはコンサドーレの恩恵（といっていいいのか、ゲームを自由に観に行ったり出来るという意味で）を受けているはずですよね。だから何度も言いますが、まず北広島市にコンサドーレへの援助を申し込むべきなのでは。それが順序ってもんでしょう。
僕は誰もが納得できるものに税金を使うべきだと言っているだけで、将来コンサドーレが全道的な支持を得られてコンサドーレによってみんなが幸せになれるのなら、公的資金の導入はやぶさかではありません。
ただ今の北海道の状態では、コンサが勝ったからといって誰もおなか一杯にはならないし、寝たきり老人の付き添いが一人増えるわけでもないんです。
だから、今のコンサへの援助は国民全員、もちろん全道民が反対している銀行救済のための公的資金導入と何ら変わらない、といっているだけです。
何度も書きますが、ここで簡単に自治体が税金を出してしまうのであれば、今後新しく生まれ、そして起こりうるそういうクラブの経営危機に対しての悪しき前例になってしまう恐れがあると言っているんです。
もし、ここで道が出してしまったら、今度はどこかで国が出すべきという議論も出てくるでしょう。そういう意味でも「まずい」と言っているんです。
もし、コンサドーレ札幌に自治体が援助するのであれば、少なくとも今までの税金の返済の道筋なり完済させた上ですべきでしょう。ただ安易に税金投入を叫ぶのは何度も言いますが「無責任」です。いい大人が簡単に口にすべき言葉ではありません。