アンプティサッカーとアシルスフィーダ北海道の紹介

先日、コンサドーレは、アンプティサッカーのクラブチームである「アシルスフィーダ北海道AFC」と、グラスルーツアライアンスを提携しました。

ここにでてくるアンプティサッカーとは、足や腕に切断障がいのある人が行う7人制サッカーのことです。ロフトストランドクラッチと呼ばれる杖を使ってプレーします。

日本には日本障がい者サッカー連盟という団体があって、そこに7つの障がい者サッカー団体が参加しています。アンプティサッカーも統括する団体、日本アンプティサッカー協会があります。そこのサイトの説明によるとアンプティサッカーのルールは以下の通り。フィールドのサイズやゴールの枠のサイズは、通常のサッカーより、小さめになっています。

アンプティサッカールール(日本アンプティサッカー協会から引用)】

・アンプティサッカーは7人制競技である。フィールドプレーヤー6名とゴールキーパーの計7名。
・フィールドプレーヤーは基本的には下肢切断者、ゴールキーパーは上肢切断者が担当する。
・切断側の四肢を使用する事は禁止。
・フィールドプレーヤーは移動のためにクラッチを使用するが、このクラッチをボール操作に使用することはできない(故意に触れた場合はハンドとなる)
・ゴールキーパーはペナルティエリアから出ることができない。
・タッチラインをボールが割った場合は、スローインではなくキックインでゲームが再開される。
・フィールドプレーヤーは転倒した状態でボールを蹴ることはできない。
・オフサイドルールは適用しない。
・選手交代は何回でも可能。
・国際大会での試合時間は前後半25分の、計50分間で行われ、その間に10分間のハーフタイムがある

協会のサイトによると、協会に加盟しているアンプティサッカーのクラブは、現在、全国に9つあって、その一つが「アシルスフィーダ北海道AFC」。東北以北で唯一のクラブとなっています。

協会のチーム紹介の動画では、「大人4人、小学生2人で活動しています」と自己紹介しています。

その小学生のお二人と、元コンサドーレの曽田雄志さんとの対談記事が、「エコチル」のサイトにアップされていたりします。


そして、このアンプティサッカーの全国大会が、この週末に川崎で開催されます。アシルスフィーダ北海道も、合同チームとして参加します。

【第7回日本アンプティサッカー選手権2017】

  • 日程:2017年11月11日(土) 〜11月12日(日)
  • 場所:富士通スタジアム川崎(Jリーグ川崎フロンターレ運営・旧川崎球場)神奈川県川崎市川崎区富士見2-1-9

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