大分トリニータのウィル選手を再獲得

この日、HFCは大分トリニータのウィル選手(FW)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2003年2月1日~2004年1月1日まで。

ウイル選手は、2001年、コンサドーレがJ1に復帰したシーズンに大分トリニータからレンタルで獲得。その年の得点王に輝き、札幌のJ1残留に大きく貢献した。シーズン終了後、引き続き契約の延長を目指したが、金銭面でまとまらず退団となった。昨季は、その得点力を見込んだ横浜Fマリノスが大分からレンタルで獲得したが、その気性の荒さをうまく手なずけることができず、シーズン終盤、チームメイトとの諍いから暴力行為に及んだとして解雇された。

そのプレーぶりから俺王と呼ばれ、札幌には根強いファンの多いウィル選手。御することができれば大砲、失敗すれば爆弾。ジョアンカルロス監督の手腕が注目される。

なお、ウィル選手の獲得は、コンサとしては、所有権(パス)をもたない選手が一度退団し他チームに所属した後に再獲得した(ようするに出戻りした)初のケースとなる。

ウィル(WILL ROBSON EMILIO ANDRADE):1973年12月15日生まれ、ブラジル出身。身長/体重:177cm/76kg。経歴:ウニオン・バルバレンセ(ブラジル)-大分トリニータ(98-00)-コンサドーレ札幌(01)-横浜F・マリノス(02)

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