野々村芳和選手が引退

この日記者会見が行われ、野々村芳和選手(MF)の引退が発表された。00年岡田監督が就任した年にジェフ市原から完全移籍で来札。札幌では、ボランチとしてビジュ選手とコンビを組み、ワイルドなビジュ選手に対し、チーム戦術の頭脳的な舵取り役を中盤の底でこなすとともに、副キャプテン(00年)、キャプテン(01年)としてチームを常にチームをひっぱってきた。
今オフ戦力外通知を受けたが、同時にHFCは野々村選手のフロント入りを要請。幾つかのチームから移籍獲得のアプローチもあり、現役続行か引退かで悩んだようだったが、『やめるなら札幌で』という思いが、幕降ろしを決断させたようだ。今後はHFCの運営本部強化部に所属、主に関東、東海地区のスカウト活動を担う。指導者ライセンスの取得も並行して行い、将来は監督業を目指す。

発表された野々村芳和選手のコメント:『今季限りで、プレイヤーとしてピリオドを打つことになりました。今後は、コンサドーレ札幌のフロントとして仕事をし、サッカーに関しての視野を広げていきたいと思っています。“指導者をめざす”ということを念頭におきながら、お世話になった北海道の皆様に恩返しできるように頑張ります。』

野々村芳和(ののむら よしかづ):1972年5月8日生まれ、静岡県清水市出身。身長・体重:175cm/67kg。経歴:静岡清水東高-慶応大-ジェフユナイテッド市原-コンサドーレ札幌(00-01)。Jリーグ・J1リーグ通算118試合6得点(J2をのぞく)。

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