ジュビロ磐田の小林弘記選手を獲得

 北海道フットボールクラブは、この日ジュビロ磐田の小林弘記選手(GK)の獲得を発表した。磐田では、尾崎、大神の両GKの壁を越えられず、Jの試合の出場経験はないが、恵まれた体躯と強靱なバネを持ち高さと人に強く、高校時代から各世代の代表に選ばれるなど、その能力は高い。才能を高く評価されて磐田に入団したが、初年度は怪我に泣かされた。今シーズンは出場機会を求めて、J1シーズン途中からヴェルディ川崎にレンタル移籍していた。

 今回HFCがこの時期、GKの補強に乗り出したのは、11月にイランで行われるアジアユース大会に日本代表(U-19)の出場が決まり、これに藤ヶ谷選手が選出される可能性が高く、J2がちょうど終盤佳境に入る時期にGKが二人だけになるのを避けるためのものと見られている。

 小林弘記(こばやしひろき):1977年5月24日生まれ(23)、184cm、80kg。静岡県出身、清水商業高(94)-ジュビロ磐田(96)-ヴェルディ川崎(2000)。U-18日本代表(1995)、U-19日本代表(1996)、U-20日本代表(1997)。