加藤竜二選手が退団

 コンサドーレ札幌の加藤竜二選手(GK)の退団が、この日明らかになった。本人が明らかにしたもので、リーグ戦は残り8試合あるが、これも登録からはずれる。札幌のGKは佐藤洋平選手と新人の藤ケ谷陽介選手の二人で、残り試合を戦う。

 加藤選手は、昨年、柏レイソルからコンサドーレ札幌に移籍してきたが、第一キーパーのディドハーフナー選手の壁を越えることができず、天皇杯とナビスコカップのわずか計4試合の出場にとどまった。今年を、勝負の年として意欲的に取り組んできたが、ここまで控えに甘んじ、出場機会はない。来季、チームの若返りを目指すコンサドーレ札幌の中にあって、年末の契約公開時に、戦力外通告を受ける可能性が高く、その前に自分の進路を決めたようだ。

 加藤竜二(かとうりゅうじ):1969年12月24日生まれ。埼玉県浦和市出身。身長:184cm、体重80kg。浦和学院高-東邦チタニウム-東京ガス-PJMフューチャーズ(92)-柏レイソル(95)-コンサドーレ札幌(98)。Jリーグ試合出場は、通算40回 。高い身長を生かして、ハイボールに強いキーパー。