「コンサドーレ札幌の応援風景」が第9回札幌市都市景観賞を受賞することが明らかに

    札幌市の第九回都市景観賞に「コンサドーレ札幌の応援風景」が選出されることが内定した。従来、この賞は、主に建築物などに贈られ、イベントなどは特別賞だった。これまでも旭山音楽祭などのイベント8件も選ばれたが、いずれも特別賞だった。今回は、「コンサドーレ札幌の応援風景」に加え、「YOSAKOIソーラン祭り」も選ばれ、元気の良さと札幌を代表する景観に育ったことで、特別賞ではなく都市景観賞が贈られることになった。受賞作はこの二件のほか、通りや店舗など計四件程度になる予定。
    選考委員会の「コンサドーレ札幌の応援風景」の選出理由は、「熱い応援風景が札幌の一体感に貢献しており、札幌に夢を与えてくれたことへの感謝と、頑張れコンサドーレの願いを込めた」。
    表彰式は10月4日。この日は、建設省の制定した「都市景観の日」。広く市民に都市景観の意義や必要性を理解してもらうことを目的として平成2年度から毎年、景観に関するパネル展なども、札幌市は行っている。

    札幌市都市景観賞:札幌市が、都市環境の質的向上と市民意識の高揚を図ることを目的として、良好な都市環境の形成に寄与した建造物等を表彰する制度として、昭和58年に設置した。隔年で実施され、これまで五十二件が受賞している。都市景観賞は、全国の多くの都市で実施されており、札幌市の隣の江別市や小樽市などでも行われている。