財政難のHFCを救うために様々な支援活動が展開中

 HFCが財政難なのは、皆が知っていることであるが、これを救おうと様々な人達が立ち上がっている。
 昨年の暮れ、発足したのが『コンサドーレゆめ基金』。これは、札幌市内の会社員ら6人が集まって発足したもので、コンサドーレのために募金活動を行うことを目的としている。発起人は、市内でテーブルセッティング教室を開いている篠原ミツコさん。12/26に記者会見が開かれ、計画が発表された。それによれば、道内の20才以上の人に募金箱をおく世話人として登録してもらい、募金箱の設置、管理、回収などに協力してもらう。募金箱には、個人、法人は問わず、ドーレくんのステッカーをはり、年4回ほど回収する。3月には、HFCに第一回目の寄付を行う予定。問い合わせは、『コンサドーレゆめ基金』事務局:TEL:011-241-5515(AM9:00~PM5:00)。募金の振込も受け付けており、詳細は問い合わせてみてください。
 札幌青年会議所(JC)は、1/8に行われた98年度の事業計画発表会の中で、HFCを支援する署名活動を1月中旬から開始することを明らかにした。計画では全道の青年会議所を通じて署名活動を行い、3月には集計して、道や市へいっそうの財政支援などを働きかけるとしている。東芝が移転してコンサドーレ札幌ができたのは、4年前に札幌青年会議所が呼びかけて行った署名活動が始まりである。この時、同会議所は、半年間で31万人の署名を集めた。
 1/9に行われた道体育協会の新年交礼会においては、コンサドーレの活動を支援するための募金活動が行われた。道内のスポーツ関係者らが100名ほど参加した会合で、会場には支援を呼びかける募金箱が設置された。参加者は、各自思い思いの募金をした。