サポーターによる活動の紹介2: 厚別スタジアムで歌おう!『虹と雪のバラード』キャンペーン

JFLシーズンが終り、現在は最後の公式戦、天皇杯の真最中。でも、残念ながら札幌では試合が行われない。コンサドーレのサポーターの中には、既に来年にむけて活動を始めていたりもする。ここでは、サポーターの人達が現在展開しているいろんな活動を、私が知っているものに限ってですが、4回に分けて紹介してみたいと思います。


2回目は、『虹と雪のバラード』キャンペーンを取り上げてみましょう。コンサドーレ札幌にしかない、あるいはコンサドーレ札幌のための歌があるといいな、という声は、昨シーズンからでていました。スタジアムで、みんなで一緒に歌う歌があるというのはいいものです。日本代表の国立での試合で、『翼を下さい』の歌が、歌われたのは記憶に新しいところです。今季札幌の試合でも、『Go West』 などが歌われていましたが、どうせ歌うのなら、札幌らしい、あるいは札幌オリジナルの歌が欲しいところです。
こうした動きを受けて、私の知っている限りでは、現在、二つのプロジェクトと言うか、活動が進行中です。一つは、札幌在住のシンガーソングライターの福沢恵介さんが作った、コンサドーレ札幌の応援歌『北の風になれ』。これは、上記のように、みんあで歌える歌があればいいな、という声に福沢さんが応えたものです。『北の風になれ』は、福沢恵介さんのホームページに行くと聞くことができます。CDも12/10に発売されました。この曲のできたいわれや、歌詞なども、福沢さんのホームページに記載されています。
もう一つは、FMアップルで放送中の『コンサライブ』で、キャンペーンしている。「厚別スタジアムで歌おう!『虹と雪のバラード』キャンペーン」です。FMアップルのスタッフとは知合いで、よく聞かされるので、こちらの方は詳しく紹介したいと思います。

今年長野で冬期五輪が開催されますが、今から26年前、札幌でも冬期五輪が開かれたのをご存じでしょうか?10代、20代の方々は知らないと思いますが、そのオリンピックの時、テーマソングとして、「虹と雪のバラード」という曲が歌われました。「熱狂!コンサライブ」ではこの曲をコンサドーレのテーマソングにしてしまおうとキャンペーンを張っています。札幌の歌と言えば「恋の街さっぽろ」などありますが、スタジアムで歌うにはちょっと、という感じがします。

実を言うと、10年ほど前に札幌に来た私はこの歌の存在を知りませんでした。でも、職場で聞いてみると、地元の人は知っているんですねえ。この曲、先日の優勝祝賀パレードの際にも、楽隊によって、演奏されました。闘志をかき立て、さあ戦うぞ、という曲ではありませんが、札幌ならではの曲ではないでしょうか。

虹の地平を 歩み出て
影達が近づく 手を取り合って
町が出来る 美しい町が
あふれる旗 叫びそして歌
僕らは呼ぶ 命の限り
今太陽の 真下で
生まれ変わる 札幌の地に
君の名を呼ぶ コンサドーレと

この歌詞を、『コンサライブ』では、選手入場の際にみんなで歌おうってことを、キャンペーンしています。最後の「~コンサドーレと」のあと、「コーンサドーレッ!」につなげればいいんじゃないかという案も出ているようです。五輪のときは、最後の「~コンサドーレと」は、「オリンピックと」だったそうです。

詳しくは、毎週土曜日午後7時~午後8時の「熱狂!コンサライブ」を聴いて みて下さい。(FMアップル76.5MHz札幌市内及び近隣の一部地域)。

いつの日か、スタジアムで二万人の大合唱があたりまえの日が来ることを願ってやみません。


『コンサライブ』は、アウェイの試合のある日、スタジオでのトークに、スタジアムからの電話によるリアルタイム中継などを交え、コンサドーレの話題を語る番組。札幌市にいてもアウェイの中継はほとんどないので、コンササポーターには、結構重宝する。現在、オフシーズンであるが、毎週土曜の夜7時からレギュラー番組として放送されている。
自主制作番組なので、番組製作料や放送料も自前。みんなからのカンパや、スポンサーが多少ついたので、それでやりくりしているが、それでも不足気味の様。カンパに関しては、随時受けて受け付けているので、興味のある方は『Consa Live』のホームページに行って、問い合わせてもらいたい。

『Consa Live』ホームページ:

http://www.consa.com/