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Subject: 今後は増資をしない
From: リンダ
Date: 2001年10月24日 02:37:23
Reply-to: Re: 今後の資金調達 By スーパー銭湯

: : まず、HFCはこれ以上の増資は好ましくないと考えており、
: : 今後、資金が必要になった場合は他の方法を考えるようです。
: : つまり、持株会の会員や株数も、これ以上募集しない方針です。

: ほんとでしょうか?つい先日もなんかクルマメーカーへの第3者割り当てで
: 100万、200万と増資の記事がでてましたよ。

この辺の事情は、既にここに書いてあります。
増資があったので、「これ以上は増やさない」ことになったんです。


: リンダさんは当初からの株主なのでしょうか。

この「株主」とは、「持株会の会員」という意味だろうと解釈してお答えしますが、
96年から「持株会の会員」です。


: 「もう、いらない」とのことですが・・。
: はっきり言いますが、これだけの債務超過と自治体からの借り入れ、補助を受けた会社の株主として、これまで毎年無料招待券をもらってこられたわけですが、補助金を
: 今後ももらい続けて、債務超過の会社の株主が無料招待券をもらい続けられることに何か
: 違和感を感じないですか。

: どういう気持ちで「もういらない」なのでしょうか。

確かに、自宅には無料招待券がたくさん届きますが、自分ではほとんど使っていません。
ここの掲示板を読んでいる人なら、それはご存知だろうと思っています。
不便な面もあるから、などの理由で、割引券を使ってチケットを買う場合が多いです。
来年はさらに別な方法を試みようか・・・とも考えています。

初年度は確か「B自由席」という制限の無い招待券だった、と記憶しています。
その頃から、試算をしていました。
出資額と招待券の額面とを比較して、何年でモトが取れるか?
という計算をしてみると、結論として:
「JFL(J2)で10年、J(J1)で5年」という結果になりました。

だから(少なくとも金銭的な)モトは十分取れた、と感じているので、
「もう、これ以上、見返りはいらないや。」という気持ちです。


他の例として、コンサートホール「Kitara」にも、自治体が補助金を出しています。
と言うか、札幌市が作ったようなモノですね。
ここの会員の年会費は3000円ですが、500円の割引券が6枚届きます。
つまり、年会費を相殺しています。 補助金を受けているから、そういうサービスが可能です。

北海道美術館協力会の会員になると、年会費の金額以上の割引きを受けることもできます。
具体的には、道内の全ての道立美術館などの観覧料が(2人分)無料になります。
美術館は道が作ったモノで、ここにも、自治体が補助金を出しています。

「補助金を出す意義がある」と、議会(=市民の代表)が判断したから出されるのであって、
その判断基準は、金銭的な損得勘定だけではないはずです。
およそ、公益に利する施設やサービス(例えば、道路や橋とか、先端技術の開発とか、
将来性のある起業家、学問研究、文化、芸術、スポーツ・・・)に対しては、公金を出すのが普通でしょう。
コンサドーレ(HFC)はもはや、金銭的利益のみを追求する、単なる一株式会社ではなくなって
しまった、と感じています。



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