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Subject: Re: アンビシャス上場の意義
From: スーパー銭湯
Date: 2001年8月11日 13:18:12
Reply-to: コンサドーレはアンビシャスに上場できるか By スーパー銭湯

このURLが変わったことが分からなかったため、レスが遅れました。
レスを頂いた方々への返答は後日させていただきます。

本題。

アンビシャスとはなにか、意味が分からないとあれなんでさくっと説明する。

新産業分野などで成長性が高く資金需要が大きい企業が、歴史も信用も少ないため
銀行等から融資を受けづらい企業が多々あるてめ、それらの企業が資金を調達しやすく
できるよう創設されたもの、と言える。

このアンビシャスが対象にしているのは主に地元の成長を期待される企業群である。
自分はコンサやエアドゥのためのマーケットではないかと思っている。
しかし、残念ながら両社はその道を選ばず現在自治体に資金面も人材も依存している。

本来、行政こそが出資企業等にこの制度を積極的に活用するように促すべき立場だと
思う。

HFCがアンビシャスに上場した場合、どのようなことが考えられるか。

当然ながら、ここへは数多くの地元企業が出資している。現在不良資産化している。
それは、上場できる状態になったことで資産価値が生じる。
また、数多くの個人株主がいっきに誕生する。
このことは地元民が道内の振興企業への資金提供が身近になるきっかけとなる。
そうなることで逆に地元のベンチャー企業のアンビシャスへの認識も高まるはずである。

現在、北海道は拓銀消滅で道内金融は大きな課題であるし、新興産業の育成は急務のはずなのだが。

そんな一般論は別にしても、HFCを上場させることができればHFCの資金調達の場
が増えるだけでなく、役所にとっては出資した株式を売却することで資金を回収することが可能となる。
その売却代金は道内のスポーツ振興の基金とすることもできる。

現在、札幌市と道で合計10億ほど融資していると思ったが、それを資本金に振り替え
れば債務超過は消えるのではないか。将来、それを住民にアンビシャスを通して上記の
のように売却することができる。

以前、補助金は必要かどうかという議論があったとき、新規産業にはインフラも不足して
おり、補助は必要だと訴えたことがある。従来型の産業への補助は他の企業との競争を
阻害するからだが、HFCのような競争相手の居ない場合そその心配はないこともある。

しかし、問題はいつまで補助を続けるかと言うことだ。いまのままならいつまでも自立
などできない。実際黒字でも補助金はもらい続けたいとも発言している。

いま行政に望むのは、国鉄やNTTのように事業としてきっちりと自立させ上場させる
ことであり、株式会社に投資した税金を回収しその資金を住民に役立てるようにする
ことである。厳しい経営体制を求めるのはそのためだ。

いまのままなら、赤字を垂れ流すつぶすにつぶせない第3セクターをまた一つつくった
としか自分には見えない。必要性があったとしても事業としてなりたたなければこれから
どんどんつぶされるよ。





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