臨時株主総会報告

投稿者: リンダ

10月2日(水)に、札幌市内某所において、HFCの臨時株主総会が開かれました。
新聞等の報道では、各社によって記事のニュアンスが違い、当惑した方も
おられるかも知れませんので、まずその点の事情を説明します。

 株主総会には「ペン記者」しか同席できませんし、記者は質疑はできません。
 株主総会の終了後に、HFC役員が記者から取材を受けるんですが、その時の
 応答内容を、株主総会での議論内容と一緒に並記してある紙面もありました。

 「選手の移籍で収益を上げる方針」とか「来期の監督の人事」については、
 株主総会では議論されていません。

総会資料としては、HFCのオフィシャルページ
H13年度上期仮決算と今後の見通しについてというトピックス、
詳細な金額は最下段の北海道フットボールクラブのページの「決算」を見て下さい。

以下には、予算と中間決算との差が大きい項目について説明しますので、
時間の無い方は読み飛ばして下さい。

●H13年度上期営業状況報告
(1)6月までの営業状況
 ・入場者数の増加により、入場料収入がかなり増えている。
 ・グッズの販売収入がかなり増えている。
 ・その他の収入として、選手の移籍金収入が大きい。

 ・専用練習場が使えない時期の、他の競技場の賃借料が増えた。
 ・入場者数増加に伴って、競技場使用料や警備費が増えた。
 ・道や市からの補助金は、まだ計上していない。

(2)今年度決算の見通し
 ・下半期の入場料収入を5億2千万へ上方修正する。
  (平均入場者数は2万1千人の予定であったが、3万人を超える見込み)
 ・札幌ドームでの物販が増えることや、宮の沢練習場のショップでの物販、
  札幌ドーム内の「グッズジャム」での販売が増える。
 ・Jリーグからの分配金が増える見込み。
 ・ファンクラブ会員は1万1千人となり、会費収入が増える。

 ・天皇杯費用、練習場使用料、外国人の帰国旅費、スカウティング旅費が増える。
 ・クラブユース選手権で、予想外に決勝まで勝ち残ってしまったので、旅費が増えた。
 ・興行費がかなり増える主な原因は、札幌ドームの使用料の入場者割増分
  (2万人以上は1人につき400円を追徴する)や、警備費増、アルバイト人員増
  であり、事故があったことにより、警備を増やさざるを得なくなった。
  経費削減の努力はするが、安全は重視しなければならない。
 ・チケットの販売・発送作業のために、臨時職員(人材派遣会社より)が必要になった。
 ・後援会収入を下方修正する。

※ここまでの差引きでは5百万円程度のプラスになるが、特別損失として、
 退団選手の移籍金を処理すると、1千万円程度のマイナスになる。

●第三者割当増資
・七飯町から40株、ヒュンダイモータージャパン(株)から20株の増資を承認した。
 この結果、総株数は51125株になり、持株会の持ち分はその21%強である。

●主な質疑応答
Q1:札幌ドームでの試合は入場者数も多く、「夢」とか「希望」とかいう、
   金額では計算できない効果もあるだろうから、入場者数に応じた割増料を
   減免してもらうように、札幌ドーム側へ要望を出せないものか?
   そういう運動を起こしてはどうか?
A1:HFC社長が札幌ドーム側と協議・折衝する。

Q2:今後に増資の申し入れがあった場合、無制限に受け入れるのは好ましくないので、
   ある程度のけじめを付けるか、できれば今回を最後にしてほしい。
A2:増資はこれ以上求めない。 この程度が適当で、運営が難しくなった場合は
   他の方法を考える。

Q3:札幌ドームへの入場者が増え、対外的には経営がかなり改善されるだろうという
   印象を持たれると思うが、ほとんど利益が出ないのでは、印象が悪いのではないか?
   当初予算の見込みが少な過ぎたのではないか?
A3:予算は確実性を重んじて立てた。ドームには予定の2倍くらい入場している。
   ドーム側と折衝して、経費削減に努めたい。

栗山町交流会館オープンのお知らせ

投稿者: モリーママ

栗山町の今月号の広報の情報です。
スポーツ広場に建築中だった交流会館のオープンがきまったようです。
10月11日(木)9:30より
岡田監督はじめコンサドーレのみなさん出席あるようです。
また、その後練習見学もあるようです。
栗山町民ではありませんけど行かせてもらいたいと思ってます。