ミッドフィルダー

意味

サッカーの場合、ゴールキーパー以外の選手は、フィールドプレイヤー(フィールダー)と呼ばれます。このフィールドプレイヤーは、さらに大きく三つに分けられます。守備を担当するディフェンダー(DF)、攻撃を担当するフォワード(FW)、その間に位置し中盤を担当するミッドフィールダー(MF)です。

このうち、ミッドフィルダーは、昔、ハーフ(あるいはハーフバック)とも呼ばれました。いまでも、ハーフと呼ぶ人もいますが、おおむねミッドフィルダーと呼ばれます。最近は、略語で書くときもMF(MidFielder)ですから。

MFの仕事は、何かといわれれば、守備もやって、攻撃もやって、中盤を支配することです。自陣ゴール前から、相手ゴール前まで、グラウンド全体を動きまわることを要求されるため、体力はある方がいいとされるポジションです。また、MFのできが、ゲームをどちらのチームが支配するかを決めます。一般にMFは、グラウンド全体を動きまわる体力と、守備と攻撃のできる器用さと、全体を見回せる視野の広さが要求されます。

MFには、いろんなタイプの選手がいることが多く、攻撃的MFや守備的MF、さらにはゲームメーカーと言われる攻撃の起点になるプレイヤーや、ボランチといって守備を重点的にやるプレイヤーなど、その仕事内容によりさらに再分化されることがあります。またチームが採用するフォーメーションによって、FWに分類されたり、DFに分類されたりする選手がいたりします。

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