サッカーFAQ5 -ポジション編-(2002年版)

【このページに載っているFAQ項目】

  1. 現代サッカーにおけるポジションについて(はじめにお断り)
  2. ゴールキーパーって何?
  3. ディフェンダー(バックス)って何?
  4. ミッドフィルダー(ハーフ)って何?
  5. フォワードって何?
  6. リベロって何?
  7. スイーパーって何?
  8. ストッパーって何?
  9. センターバックって何?
  10. サイドバックって何?
  11. ウイングバックって何?
  12. ボランチって何?
  13. 攻撃的MF(ゲームメイカー)って何?
  14. センターフォワードって何?
  15. ウィングって何?
  16. ツートップって何?

  1. 現代サッカーにおけるポジションについて(はじめにお断り)
    • 現代サッカーにおけるポジションの定義はだんだん曖昧なものになりつつあります。従来、攻撃的な選手(FW;フォワード)、守備的な選手(DF;ディフェンダー)、その中間の選手(MF;ミッドフィールダー)、試合でただ一人手を使うことが許される特殊なポジション(GK;ゴールキーパー)といった範疇で説明されていたものが、それだけでは説明できなくなっています。
    • これはサッカーの戦術の変化によるところが大きいです。チーム全体で守り、チーム全体で攻撃するといったトータルフットボールの考え方が普及し、常に仕事をしていることが選手に要求されるようになったためです。このため、DFであってもFWより前にでて攻撃に参加することがありますし、FWであってもゴール前での守備に参加することが求められることがあります。その中間であるMFにおいては、それこそ千差万別、いろんなタイプの選手が存在します。GKとて例外ではなく、現在のGKは時にペナルティーエリアをでて足だけでプレーすることが求められたりします。
    • こうした現状では、従来のポジション分けで一括りに選手を分類するのは難しくなりつつあります。とはいえ、実際の試合では選手にはおおよその仕事と働き場所が割り当てられており、また選手毎に決まった特徴があるのも事実です。そういったものを簡単に説明するには、やはりポジションという分類は便利なものの一つではあります。
    • このページでは、一般的な分類として知られているポジションを概説しています。ただし、上記のような理由で分類分けが完璧なわけでなく、選手の特性を100%説明できているわけではありません。また、選手は成長と共にポジションが変わったり、こなせるポジションが増えたりします。お目当ての選手がどんなポジションで、どんなタイプの選手かは、実際にスタジアムや練習場で自分の目で見て確認してみてください。新しい発見があるかもしれません。

  2. ゴールキーパーって何?
    • サッカーにおいて、フィールド内にいる11人の選手の中で、唯一手を使ってプレイすることのできる選手がゴールキーパー(GK)です。昔は、サッカーをみんなでやるとき、一番なり手がなくて、下手な人がなったものですが、レベルの高い試合をするときは、ゴールキーパーは選手11人の中で一番身体能力の高い心技体の揃った人間がやるべきだ、といわれるポジションです。キーパーに必要な資質は、身体能力すべてにおいて優れている事に加え(反射神経、動態視力、握力やジャンプ力、筋力、などその他もろもろ)、責任感、リーダーシップ、などなど、精神面でも、優れている事が要求されるポジションです。
    • どんなフォーメーションにおいても、ピッチには一人しか出られず、他のポジションに比べると、競争が厳しいポジションでもあります。
    • このポジションは、他のポジションに比べ、経験がものを言うポジションでもあります。世界的に見ても、30才を越えながら代表キーパーとして活躍している選手も多数いますし、リタイアする年齢はフィールドプレイヤーに比べ遅いです。試合中、刻々と変わる状況に合わせてDFを動かし、ポジショニングをし、ゴールを守るキーパーには、どれだけ数多くの試合やその様な場面を経験しているかがものを言うポジションでもあります。一般に、守備陣は、攻撃してくる状況に応じて、守るわけで、攻撃陣に比べると、経験がものをいう傾向があります。コンサドーレの場合も、98年まで活躍したディドが40才、ペレイラが36才と、高齢でも活躍できたのは、そういう理由があるからでしょう。

  3. ディフェンダー(バックス)って何?
    • サッカーの場合、ゴールキーパー以外の選手は、フィールドプレイヤー(フィールダー)と呼ばれます。このフィールドプレイヤーは、さらに大きく三つに分けられます。守備を担当するディフェンダー(DF)、攻撃を担当するフォワード(FW)、その間に位置し中盤を担当するミッドフィールダー(MF)です。
    • このうち、ディフェンダーは、昔、バックス(フルバック)とも呼ばれました。いまでも、バックスと呼ぶ人もいますが、おおむねディフェンダーと呼ばれます。最近は、略語で書くときもDF(Difender)ですから。
    • DFの仕事は何か?といわれれば、まず、ゴールを守ることです。相手チームの攻撃陣から、ゴールを守ります。戦術的には、失点した場合、ほとんどの責任はキーパーではなく、DFにあるとされます。DFは、相手攻撃陣の、攻撃を耐えることを強いられるために、身体的に頑強であることが求められるのと、精神的に我慢強さが求められます。DFが、感情に任せて、すぐ切れてしまうようだったら、そく失点に繋がりますから。
    • 最近では、全員で守り全員で攻撃するというトータルフットボールが主流になってきて、DFでありながら、攻撃にも参加するというスタイルが定着しつつあります。

  4. ミッドフィルダー(ハーフ)って何?
    • サッカーの場合、ゴールキーパー以外の選手は、フィールドプレイヤー(フィールダー)と呼ばれます。このフィールドプレイヤーは、さらに大きく三つに分けられます。守備を担当するディフェンダー(DF)、攻撃を担当するフォワード(FW)、その間に位置し中盤を担当するミッドフィールダー(MF)です。
    • このうち、ミッドフィルダーは、昔、ハーフ(あるいはハーフバック)とも呼ばれました。いまでも、ハーフと呼ぶ人もいますが、おおむねミッドフィルダーと呼ばれます。最近は、略語で書くときもMF(MidFielder)ですから。
    • MFの仕事は、何かといわれれば、守備もやって、攻撃もやって、中盤を支配することです。自陣ゴール前から、相手ゴール前まで、グラウンド全体を動きまわることを要求されるため、体力はある方がいいとされるポジションです。また、MFのできが、ゲームをどちらのチームが支配するかを決めます。一般にMFは、グラウンド全体を動きまわる体力と、守備と攻撃のできる器用さと、全体を見回せる視野の広さが要求されます。
    • MFには、いろんなタイプの選手がいることが多く、攻撃的MFや守備的MF、さらにはゲームメーカーと言われる攻撃の起点になるプレイヤーや、ボランチといって守備を重点的にやるプレイヤーなど、その仕事内容によりさらに再分化されることがあります。またチームが採用するフォーメーションによって、FWに分類されたり、DFに分類されたりする選手がいたりします。

  5. フォワードって何?
    • サッカーの場合、ゴールキーパー以外の選手は、フィールドプレイヤー(フィールダー)と呼ばれます。このフィールドプレイヤーは、さらに大きく三つに分けられます。守備を担当するディフェンダー(DF)、攻撃を担当するフォワード(FW)、その間に位置し中盤を担当するミッドフィールダー(MF)です。
    • このうち、フォーワードは、他のポジションが名称が変わってきたのに比べ、むかしから、フォーワードと呼ばれ続けているポジションです。略語ではFW(Forward)とかかれます。
    • FWの仕事は、何かといわれれば、攻撃の最前線にたち、ゴールを決めることです。FWは、他のポジションが、どちらかといえば、トータルの技量が要求されるのに比べ、何でもいいから一芸に秀でている事の方が、よいことの多いポジションです。足が速いとか、ヘティングが強いとか、ドリブルがうまいとか、シュートが正確だとか、などなどです。精神的には、相手DF陣に、激しいタックルなどで、倒される事が多々あるので、それにも負けず恐れず繰り返し攻撃をしかける、何がなんでもゴールするんだという負けん気の強さを人一倍要求されます。

  6. リベロって何?
    • リベロというのは、DFのうち、ある特定のポジションにいる人あるいは仕事をする人の名称です。
    • リベロという言葉には、イタリア語で、自由な人という意味があり、この言葉がそのまま、プレースタイルになっています。最近のサッカーでは、FWが二人の場合が多いのですが、通常、この二人には、DFのうち、ストッパー(センターバック)と呼ばれる人がマークにつきます。コンサドーレが3バックシステム(三人のDFが三角形に並ぶシステム)採用するときには、リベロと呼ばれる選手がいます。リベロはマークする相手を持たず、センターバック(CB)の後ろにポジショニングをし、状況に応じて、フォローをしたりします。ただし、これだけのプレーだと、スイーパーと同じで、リベロとは呼べません。”自由な人”が真価を発揮するのが、攻撃のときです。特定のマークする人を持たない選手は、攻撃時にはDFの後ろに位置しても暇なわけです。そこで全員サッカーを掲げる近代サッカーでは、攻撃時には暇な人間にも働いてもらおう、ということで、攻撃参加させるようになったのが、リベロです。
    • 歴史的には、横一列に並んだDFから、その後ろに位置するスイーパーというポジションができ、さらにこのスイーパーを攻撃時にも働かせようとしたのが、リベロです。
    • リベロを定義すると、特定のマークする選手を持たずDFの底に位置し、攻撃時には、攻撃参加もする。といったところでしょうか。DFとしての、能力もさることながら、経験や個人技、ポジショニングのうまさ、攻撃参加のタイミングの取り方などのセンスも求められます。

  7. スイーパーって何?
    • スイーパーというのは、DFのうち、ある特定のポジションにいる人あるいは仕事をする人の名称です。
    • スイーパーという言葉には、掃除人という意味があり、この言葉がそのまま、プレースタイルになっています。その昔、DFが横ならびのフォーメーションを取っていたとき、その後ろに位置し、DFが守りきれなかったとき、そのこぼれてくるプレーヤーやボールを、処理する(掃除する;sweep)ことを専門にになう選手がスイーパーです。スイーパーというプレーヤーを採用しているチームは、現在あまりいません。全員サッカーを掲げる現代サッカーでは、掃除するためだけの選手をおく余裕がないのです。現在では、このスイーパーに攻撃的な仕事もさせるようになり、リベロとよばれています。

  8. ストッパーって何?
    • ストッパーというのは、DFのうち、ある特定のポジションにいる人あるいは仕事をする人の名称です。
    • ストッパーは、DFラインの中央に位置し、相手FWにマンツーマンでマークにつくプレーヤーのことです。同じような位置にいる選手をセンターバックと呼ぶことがありますが、厳密には違う物です。ストッパーは相手FWをストップするのが仕事のポジションです。コンサドーレが3バックスシステムを採用している場合、前にいる二人のDFを指します(右図、図ではCB(センターバック)となっている)。四人が横ならびになるフォーメーションを取っているときは、マンツーマンからゾーンディフェンスに変わるので、中央の2人は、ストッパーと呼ばれるより、センターバック(CB)と呼ぶようになります。
    • ストッパーというのは、相手FWを止める(stop)選手という意味で、仕事内容からきた言葉ですが、センターバックというのは、真ん中にいるバックという意味で、ポジションの位置からきた言葉です。従って、マンツーマンディフェンスが基本の3バックスシステムでは、その仕事内容から、ストッパーと呼ぶことが多く、ゾーンディフェンスを採用する4バックスシステムでは、位置を重視しセンターバックと呼ぶのではないかと思いますが、本当の所は知りません。
    • 現在のように、相手FWが、2人いる場合、それに対応して、ストッパーの選手も2人いますが(右図)、三人のFWがいた頃(ウィング2人と、センターフォワードが一人)には、センターフォワードだけにストッパーがつく事になるので、一人のストッパーしかいませんでした(左図)。

  9. センターバックって何?
    • センターバックというのは、DFのうち、ある特定のポジションにいる人あるいは仕事をする人の名称です。リベロやスイーパー、ストッパーなどが、その仕事内容から名付けられたポジション名なのに対し、センターバック、サイドバックというのその選手が位置する場所から来た名前です。
    • センターバックは、名前の通り、DFのうち中央に位置する選手達のことをさします。一般に、ゾーンディフェンスをひいている場合、真ん中にいるDFをこう呼びます。最近のサッカーでは、ゾーンディフェンスをする場合、四人で守ることが多いので、センターバックは2人になりますが、昔三人が横ならびで守っていた時代には、センターバックは一人でした。
    • DFは大きく分けると、このセンターバック系とサイドバック系に分かれます。守備ラインの中央に位置するセンターバックには、広義の意味では、リベロやスイーパー、ストッパーなども含まれます。センターバックは、当然、自陣ゴール前に位置することになり、キーパーを除けば、最後の砦になることが多いです。すなわち鉄火場にいるわけで、このポジションの選手には、相手FWなどに負けない屈強な体が求められます。また、ヘティングに強いことも重要なファクターとなります。
    • 3-5-2システムのときは、3人のDFは中央に位置しますが、センターバックとは呼ばず、ストッパーやリベロと呼んだ方がより適切だと思います(というのは、センターバックと呼んだ場合、仕事内容の異なるストッパーの二人とリベロの三人を一括して指すことにもなるからです)。ここら辺の呼び方は、それほど厳密なものではありませんが、4-4-2システムの場合、中央の2人をセンターバックと呼ぶことが多いです。

  10. サイドバックって何?
    • サイドバック(SB)というのは、DFのうち、ある特定のポジションにいる人あるいは仕事をする人の名称です。リベロやスイーパー、ストッパーなどが、その仕事内容から名付けられたポジション名なのに対し、センターバック、サイドバックというのその選手が位置する場所から来た名前です。
    • 4-4-2システムなどで、四人のDFが横ならびのフォーメーションをとる時、両サイドのDFをサイドバックと呼びます。サイドバックの仕事は、サイド攻撃を仕掛けてくる相手選手をつぶすことです。
    • DFは大きく分けると、このサイドバック系とセンターバック系に分かれます。守備ラインのサイドに位置するサイドバックには、広義の意味では、ウイングバックなども含まれます。このポジションの選手は、センターバックに比べると、カバーする範囲が広いため、より走れることが必要となります。また、サイドを駆け上がってくる相手選手に負けない足の速さ、攻撃時にはDFながら攻撃参加をすることが多く、攻撃の能力(ドリブルや正確なセンタリングをあげる能力など)も求められることが多いようです。
    • 3-5-2のシステムでは、サイドバックとよばず、MFの両端の二人をウイングバックと呼ぶことが多いです。

  11. ウイングバックって何?
    • ウイングバック(WB)というのは、MFのうち、ある特定のポジションにいる人あるいは仕事をする人の名称です。
    • 3-5-2システムを採用する場合、中盤5人のMFのうち、両サイドにいる選手をウイングバックと呼びます。サイドバックとウイングの両方の仕事を任された選手のことです。言い換えると、攻撃もするサイドバックといったところでしょうか。もとは、攻撃するサイドバックといった感じで誕生したポジションなので、DF出身の多いポジションで、昔は、このウイングバックをDFに含め、5-3-2と呼んでいた時代もありました。その後、サッカーシステムの変遷にともない、FWやMF出身の攻撃的なウイングバックといった選手も誕生します。
    • そのため、現在では、MFに含められ、いろいろなタイプの選手がいます。守備系の選手によるディフェンシブなウイングバックから、攻撃系の選手によるオフェンシブなウイングバックまで、キャラクターが豊富で、チームにより、またその時々の試合状況により、その動きや仕事内容、選手が大きく替わります。
    • コンサでは、3-5-2システムを採用する場合、このウイングバックのポジションに、二人の選手が配されます。

  12. ボランチって何?
    • ボランチというのは、MFのうち、ある特定のポジションにいる人あるいは仕事をする人の名称です。
    • ボランチは守備的MFとも呼ばれます。相手チームの中盤の選手(ゲームメイカーやドリブル突破で突っ込んでこようとする選手)をマークし、仕事をさせないようにするのが仕事です。守備のときは、センターバック(CB)(ストッパー)と三角形を形成して、協力して守ります。また、DFがボールを奪ったときは、このボールを素早く、前線にいるゲームメイカー(攻撃的MFなど)にボールをつなげる重要な働きも担っています。
    • またフォーメーションによっては、このボランチの選手を二人、三人と置くこともあり、そのようなシステムをダブルボランチ、トリプルボランチと呼んだりします。
    • ボランチは、ポルトガル語でハンドルという意味を持ちます。すなわち、このポジションの選手がゲームを運転(ハンドル)するわけです。要するに試合全体を見渡しかじ取りするという意味です。そのためには、ピッチ全体の戦局を読める広い戦術眼と、攻撃陣と守備陣の間をうまくつなぐバランス感覚が要求されます。相手のゲームメーカーを潰し、攻撃の芽を摘んだり、DFがボールをカットしたら、それを素早く味方の攻撃陣の所まで運び、攻撃の起点になるのもこのポジションの仕事です。

  13. 攻撃的MF(ゲームメイカー)って何?
    • 攻撃的MF(ゲームメイカー)(図ではMFとなっている)というのは、MFのうち、ある特定のポジションにいる人あるいは仕事をする人の名称です。
    • 攻撃的MFは、最前線にいるFWから少し下がった二列目の位置にて、攻撃を組み立てる働きをする選手のことです。
    • 攻撃的MFの中でも、試合を組み立てるコントールタワーのような働きをし、その選手の出来が、試合の流れを決める選手のことをゲームメイカーと呼びます。昔は各チームに一人、必ずこのようなゲームメイカーの選手がいたものですが、チーム戦術がより複雑にそして進化したため、このような特定のゲームメイカーを持たないチームもでてきました。チーム全体で攻撃するといったものです。
    • 攻撃的MFは、フォーメーションによって、一人のときもあれば三人のときもあり、人数は様々です。前線の選手にパスを出したり、自らドリブル突破をはかったり、そのプレースタイルも様々です。

  14. センターフォワードって何?
    • センターフォワードというのは、FWのうち、ある特定のポジションにいる人あるいは仕事をする人の名称です。
    • 昔は、三人のフォワードを置くフォーメーションが主流の時期があり、この時は、真ん中の選手をセンターフォワード、サイドの選手をウイングといって、区別していました。ストライカーとも呼ばれる点取り屋のことで、とにかくゴールを奪うことを求められるポジションです。

  15. ウィングって何?
    • ウイングというのは、FWのうち、ある特定のポジションにいる人あるいは仕事をする人の名称です。
    • 昔は、三人のフォワードを置くフォーメーションが主流の時期があり、この時は、真ん中の選手をセンターフォワード、サイドの選手をウイングといって、区別していました。両サイド攻撃をしかけ、センタリングをあげたり、攻撃をしたりするのが主な仕事です。足が速く、ドリブルが得意の選手が適しています。現在のサッカーでは、2人のFWがいるツートップが主流で、ウイングの仕事だけをする選手をおいていません。しかし、サイドバックが両サイドからの攻撃を(本来のウイングがするような)するようになったウイングバックや、ウイングの仕事をするようなサイドに位置するMFがいます。また、FWであっても、ゴール正面に位置して点を取ることよりも、サイドに抜け出してセンタリングをあげるのが得意なプレイヤーは、ウイングタイプのプレイヤーと呼ばれたりします。

  16. ツートップって何?
    • ツートップというのは、本来、ポジションの配置形の名称で、ポジション自体の呼び名ではありません。が、最近では、”今日のツートップは誰々”とかいう使われ形をするので、この章にいれました。正しくは、二人のフォワードが横に並んで、ポジショニングしているフォーメーションのことを言います(下左図)。昔は、三人のフォワードを置くフォーメーションが主流の時期があり、この時は、真ん中の選手をセンターフォワード、サイドの選手をウイングといって、区別していました(下右図)。
    • ちなみに、ツートップというのは、日本人の造語で、英語ではこう呼びません。