初めてユースの選手がトップチームの大会に選手登録

 この日、コンサドーレ札幌は、第79回天皇杯全日本サッカー選手権の登録選手(30人以内)に、トップチームの選手に加えて、ユース(U-18)から遠国信也(18;FW)と相川雄介(16;GK)の二人を登録した。出場・ベンチ入りが決まったわけではないが、コンサドーレ札幌においてユースの選手がトップチームの大会に選手登録されたのは初めてのこと。

 現行の規定では、高校生(2種登録選手)のトップチームでの試合出場に関しては、各チームのユースに限っては認められている。このため、ユースの選手は、プロ契約(AからC)を結んでいなくても、高校生のままJリーグ並びにサテライトの試合に出場ができる。またユースとは別に日本サッカー協会が指定する強化指定選手制度というものもあり、これに指定された高校生は、ユースの選手と同様に、Jリーグ並びにサテライトの試合に出場できる。参考までに、コンサドーレ札幌の平成11年度強化指定選手は、上野秀章(室蘭大谷高校)、山瀬功治(北海高校)の二人。

 天皇杯は、1回戦(11/28)に大阪長居第二で阪南大学(大阪府大表)と初戦を戦うことになっている。