藤枝東高の河村優選手、磐田東高の藤ヶ谷陽介選手を獲得

 来季の新戦力として、北海道フットボールクラブが、静岡・藤枝東高のFW河村優選手(18)と磐田東高のGK藤ヶ谷陽介選手(17)と仮契約を結んだことが明らかとなった。既に入団が内定していた二選手、この日札幌市のクラブ事務局で仮契約を結んだ(正式契約は来年1月以降)。
 河村選手は、170cm、61kg。先に仮契約を済ませた佐賀一平選手と同期。藤枝東のエースストライカーとして活躍。そのプレーぶりから、同校OBの中山雅史(磐田)選手にかけてゴン中山二世と呼ばれた。本人は「うれしいけれども二世と呼ばれるのはちょっと。比較されるのはかまいませんが自分は自分ですから」と、あくまで前向き。この日、河村選手は「自分は小柄なのでスピードで勝負したい。みんなから目標とされる選手になれれば」とコメントした。
 藤ヶ谷選手は、185cm、78kg。村主博正選手と同じ磐田東高で、同選手の後輩になる。全国的には無名だが、体格的に恵まれており、その潜在能力は高い。この日、藤ヶ谷選手は「ハイボールや空中戦には自信があります。精神的に強い、みんなから信頼されるGKになりたいです。」とコメントした。
 コンサドーレの来季新人の補強は、先に仮契約をした佐賀選手を含めて三人。コンサにとって、一昨年ぶりの新人は、それぞれに個性を持っておりなかなか期待できそうである。