本田技研浜松のバウテル選手と村主博正選手を獲得

 来季の新戦力として、本田技研浜松のバウテル(29)選手(MF)と村主(すぐり)博正(21)選手(MF)を獲得したことが明らかとなった。既にうわさに上っていた両選手、この日札幌市のクラブ事務局で来年の契約(一年契約)を結び、札幌へ来ることが正式に決まった。資金難からプロクラブチームへの移行を断念した本田技研浜松に在籍する両選手は、来季からの移籍先を探していた。両選手とも攻撃型の選手で、バルデス選手に頼りきりの攻撃パターンからの脱却をはかりたいコンサフロントの思惑と一致した。
 バウテル選手は、93年来日、ヤマハFC、磐田と移った。FWから、ゲームメイク、ボランチまでできるオールラウンドタイプのプレイヤー。これで、コンサドーレは、来季、外国人選手を4人登録することになる(Jリーグの規約では、1チーム5人までの登録が認められている。試合に出られるのは3人まで)。
 村主選手は、今季はMFで登録されウイングバックをこなしたが、昨シーズンはFWとして登録されており、ロペス選手(本田→平塚)ともコンビを組んだこともある。チームNo.1の持久力をもち、テクニックとスピードが魅力で、昨シーズン本田の優勝に貢献した若手急成長株選手の一人。