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Subject: Re: 自前の選手で
From: tadashi
Date: 2002年9月04日 07:15:41
Reply-to: Re: 自前の選手で By 横浜のニセえぞひぐま@ユース担当

 はじめまして、ユースのことで書かれていたので僕の勝手な意見で申し訳ないのですが、書きこみさせてください。

: 他のJクラブ(特にJ1)のユースの多くは、Jリーグ発足以前よりユース組織、
: あるいはその前身としてサッカースクールなどとして積み重ねてきた歴史がありますので、
: そういった意味でもゼロから始まった札幌ユースからトップへの昇格者が
: 最初の3年で2人というのは、多いとは言えないまでも決して少ないとも思えません。

そうですね、後発であることの不利は確かにありますよね…でも後発だから有利な点もありますよね。例えば、ここ数年で一番ユースで成功を収めているのはガンバですよね。稲本を筆頭に宮本・二川・新井場と素晴らしい選手達を輩出しています、このガンバから何が良かったのかを学び、こだわりなく活かせる土壌(自分達のやり方が確立されていないので)を持っていることなんかが後発であることの有利だと思います。前々からサッカースクールを持っているクラブなどは、独自のやり方や固執した観念で他で成功したからといってすぐにそれを取り入れる。という、良い意味での「軽さ」みたいなものは持っていませんからね。昨シーズン、ガンバから大黒をレンタルをしたのもそれを経験している彼をとったことは、そういったことからも良いレンタルであったと思います。

資金不足さえなければいろいろなことが試せるはずです。トップチームはオーストラリアで毎年合宿していますよね、そこへユースチームも連れて行く、とかも良いですね。彼の地でのユースの育成レベルは欧州でのそれと同じぐらい…いやそれ以上かもしれません。欧州でプレーする選手は下部リーグのプレイヤーまで入れると300人はゆうに超えるはずですし、リーズのキューウェルやビドゥーカ、フェイエノールトのエマートンといった1流のプレイヤーも多く輩出しています。簡単にできるのは大黒方式で若いプレーヤーをレンタルで獲得するとか、ユースで有望な選手を短期留学(2・3ヶ月)させる、もちろんその時にユースのコーチを帯同させたりすると尚いいでしょうね。

: ま、しかし冒頭にも書いたように「目覚し時計」さんのおっしゃる通り、
: 昨今の補強にはチームとしての方向性が見えません。
: HFCは自分たちが作ったチームコンセプトを自分たちでぶち壊しつつありますね。
: このへんはいずれじっくりと追及させていただきますけれど、
: とりあえず可能性がわずかでも残っているうちは応援です。

そうですね、まだまだこれからですからね。確定するまでは全力で応援しましょう。そして「じっくり」を楽しみに待っています。





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