理想を共有している同士として，愛を込めて一言。

「ナイーブ」って言葉を，「子供っぽい」「無邪気な」という意味に使うところなど，インテリぽいですねえ。インテリなだけに文章が理路整然としていて，図らずも自身の議論の限界が垣間見えている気がします。

まず，チームを個人の側から応援するというのもアリでしょう。これは後進的なサポのあり方ではありません。「**を応援するページ」の類は「鹿島や浦和という日本有数のサポ」の中にも無数にあります。「ナイーブ」と嘲笑するのは自由なのですが，絶対的な優劣を両者（チーム応援か個人応援か）につけられない以上，東京コンササポさんの言っていることには，ああそうですか，というより他ありません。

それから，鬼麿さんの「このチームで活躍すれば、その後移籍しても永久に愛してもらえるなら、今日のプレイへのモチベーションも高まる」というくだりを東京コンササポさんは誤解していますが，読み返してみて自分でわかります？

鬼麿さんは，「敵の選手のモチベーションを高め」るためにそうすると言っているのではなく，現在の味方の選手のやる気を引き出すという意味でそう言っているのです。選手とすれば，チームそのものの応援もありがたいけど，オレ個人のことに目をかけてくれてるのだ，と思えばさらにうれしいと思います。オレを見てくれるみんなのために走るんだ，いつも励ましてくれるコイツらのために走るんだ，と。播戸君などそういう意気に感じるタイプでは？

ちなみに私としては，昔のガールフレンドには，「結婚したからあんたなんてキライ」と言われるよりも，「昔のあなたはステキだった」と言われる方がうれしいです。立場によって手の平返しする女はあんまり信用できないような（笑）。だからコータに拍手することで，今の選手がサポを信頼してくれて，「お前らのために命かけて戦うぜ」という気持ちになってくれたら，それはチームの大きな財産になると思います。