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Subject: 「変に」悲観すべきじゃない
From: Dion Berger
Date: 2001年5月03日 18:25:10

日本平は大分とは別の意味で鬼門ですなあ。
でも、まずは1-4になっても諦めなかったこと、そして一点は返したし、それなりの
形も作ったことを賞賛すべきでしょう。

で、失点も、アレックスの二つはしょうがない。あの場所で試合中一度もファウル
するなという注文は世界中の誰にもだせない。
二失点目の伊東のゴールは田渕のミスから出たものだけど、今までだって失点に繋が
るミスはみんなが山ほどしてきてたまたま失点しなかったという事の方が多かっただ
けで、それが伊東のいい動きと合わさってゴールに繋がったということで、勿論ミス
はミスなのだけれど、目ぇ吊り上げて非難するような性質のものじゃない。

問題なのは一点目と三点目。
一点目に繋がる市川の突破を許したのは、「結果論としては」アウミールの先発と
いう采配ミス。ただ、これも相手が清水ということ、アウミールが行けるという状態
にまで回復したことを考えれば、ミスというのは厳しすぎるかもしれないけれど。
「あくまで結果論として」言えばはじめから4-4-2のフォーメーションで相手両ウィ
ングの裏を狙うべきだったろうけれど、それは広島戦の失敗もあるし、何より自分か
ら積極的に先手を取るというコンセプトを取れるチーム力ではない、という前提で
やっているわけだから、以上二つの理由からこれは理想論にすぎない。
♯ファウルした大森については、別に言うまでもないでしょう。

三点目は、一点差を追いかける後半立ち上がり早々の失点ということで、これは論外
だし、ここでしょうね、今日の最大のポイントは。

5点取られたのなんて98年以来ですけれど、どうしようもなくズタズタにされたとい
うわけでもないし、点差が離れたあとでやる気を無くしたわけでもない。
奪った二点はいかもコンサらしい点の取り方で、まぐれじゃない。
こうした事を考えれば、決して「変に」悲観すべきじゃない。
勿論それは楽観とイコールではありませんけれど。
とにかく、去年からの最大課題の「連敗しないこと」に気持を切り替えて、それを
達成して、厚別に戻ってくる我らが赤黒の勇者を精一杯のサポートで迎えましょう。


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