札幌のＪ１昇格が決定した。
今年のホーム試合のほとんどを観戦し、アウェイにも出掛け、危険をかえりみず
駒場にも足を運んだ私は、この一戦をＴＶ観戦で過ごさねばならなくなった事を
悔やんだ。ＴＶの向こうには、仲間たちが声を枯らして頑張っている姿を見て
嬉しくなった。すべてを彼らに託したような気分だった。
試合は３−０だった。１点１点、入るたびに嬉しかった。でも、ホイッスルが
鳴った瞬間、思ったほど喜びは湧いてこなかった。
なぜだろう？？
自分に問いかけ続け数時間経つが、ようやく少しずつ分かってきた。
結果なんてどうでもいい。札幌がそこにある限り、自分は応援し続けるのだと。
今年は確かにＪ１昇格、ただ一つだけを目標にサポートしてきた。それが叶った、
長かった、ホッとした、そんな気持ちはあるが、心の底から喜びが湧いてこない。
札幌がこの先Ｊ１で優勝しようが、アジアクラブチャンピオンシップで優勝しようが
自分の欲求は満たされることはないと思う。
今日はＪ１昇格を決めた。でも、たったそれだけ。
これからの長く積み上げる札幌の歴史の１ページの出来事にすぎない。
まだまだやるべき事は沢山ある。
明日からまた頑張ろう！みんなでサポートして行こう！
札幌を世界一のクラブにする、その日まで。
だから今日だけ、札幌に乾杯！！