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  • Subject: 監督の腰
  • From: maro
  • Date: 2000年4月24日 01:38:48

    函館の試合、見てないけど、ガンバ戦で
    気になったことを。それは岡田監督の
    重そうな腰です。試合開始直後から
    押されているのに、身動き一つせず、
    じ〜っとガムをかみながら座り込み、
    試合終了が近づいてから、やっと腰を
    上げて大声で指示する。

    いや、いいんですけどね。それも一つの
    監督の形でしょう。でもね〜、それは
    チャンピオンチームの監督のやることでしょ。
    はっきり言って強いチームじゃないんだから、
    また、強いチームだとしても若手をつかわざるを
    得ない状況にあるチームなんだから、もっと
    てきぱきと試合開始後から指示して欲しいんだよな。

    サッカーには明確な区切りが1度、ないし2度あって
    それは45分と90分だと思うけど、バレーボールとかと
    違って、その間はひたすら届かないかもしれない
    声を張り上げるしかない。近くの選手に伝えて
    遠くの選手に自分の意志を伝えることもある。
    それは欧州の歴戦の監督がトップチームを率いた
    時でも普通に見られる光景だ。

    でも、今の岡田監督の頭は45分後のロッカーで伝えよう、
    修正しよう、なんてなまぬるいものになってるんじゃないか?
    はっきり言ってそれでは遅いし、選手がかわいそうだ。
    もちろんピッチ上で試合前のチームコンセプトを指導する
    リーダーがいないことにも原因はあるが、今のコンサは
    悪ければ悪い状態で45分間を迷走するチーム状態にある。
    実質、サッカーで大きな修正が出来るのはハーフタイムだけだ。
    でも、それでは前半の2失点は重すぎる。

    すば抜けた攻撃力が並みの守備力の上に確率されてればいいけど、
    今のコンサにはそういった自信は見えず、強いチームには
    後込みして、多少なりとも相性のいいチームなどには
    攻め込むが、先制されると前者よりも対応できない状況、
    チーム全体がピッチ上での混乱を引きずるように見える。

    そういった局面を監督の叱咤激励によってどうにかしよう
    という姿勢がチーム全体に全く感じられないのは、
    どうにも「座して死を待つ」ようにしか見えない。

    中山やバティストゥータのようにFWがチームを絞める
    場合、マテウスやブランのようにベテランDFが絞める場合、
    ダーヴィッツやパウロ・ソウザなど中盤が絞める場合など
    ピッチ上で苦しい展開をどうにかできるようなリーダー的
    存在が影響力を持つチームならまだしも、今のコンサには
    そういった期待を託せる選手はピッチ上にはいない。

    それをベンチの姿勢によって、まかなうのは当然のこと
    のはずだが、岡田監督にはその姿勢が見られない。
    もっと部活動の監督のように選手に檄を飛ばし、自信に
    満ちたプレーをさせるべきだ。例え、それが失敗しても、
    何度でも挑戦させるべきだ。でないと、選手はピッチ上では
    育たないのではないだろうか?

    長くなったけど、こんなところで負けてる場合じゃないぞ!
    岡田さん、もっと熱血にやってくれよ!
    あんただって上にいきたいんだろう!?
    ったく、情けない。
    世界のサッカー、世界の監督を見てるんだけどな、彼は。





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