: : よくよく考えてみましょう。3年前北にある某赤黒チームは似たような事をしなかったでしょうか?
: : 福岡からウーゴを呼び、セレッソから渡辺卓、鳥栖からバルデス、徳島から田渕・古川、コスモから鳥居塚・・・。初年度に続いて大量の「人買い」を敢行しましたよね。
: : 結果、3年後にはJ2・5位のチームとなっています。
: : フロント主導でどんどんネームバリューのある人を呼び、現場に投入する。
: : 短期的には勿論良い結果を残すかも知れないでしょう。
: : でも長期的に見た場合どうでしょうか?
: : 良い例(かどうかは別として)があるのにも関わらず「学習」しないで
: : 同じ事をすれば同じ轍を踏むことが予想されないでしょうか。
こればっかりは、分からないですね。
同じ97年のフロンターレは、やっぱりコンサと同じように大量のJリーガーを補強しましたが、昇格を逃しました。
一方で、J開幕時のレッズのように、前年のナビスコカップでそこそこ戦えた事から現有戦力の実力アップを考えて
ぶっちぎりの最下位になった事もある。
このことについては、金子達仁氏が言った「大分はこれで、現有戦力で来年もなどと考えず、経営が苦しいかもしれない
けれど、補強は怠ってはならない」という意見に賛成です。
そもそもコンサにしても、98年の「年間総合順位」は13位です。
セリエAのように4チーム降格でも生き残っている順位です(その場合は他の下位も違う戦い方だったでしようが)
昇格一年目のチームの構成としては、バルデス、ウーゴ頼りのそれは間違ってはいなかったと思いますし、
大量の補強も生きていました。
J1昇格後を考えれば、今から大量の補強をしておくことは必要でしょう。
石崎監督も「上がっただけで、すぐ"デビルライン"とか言われるんじゃ何にもならない」と言っていますし。
: ’97の補強でたしかにJFLではダントツの戦力になった。
: ’98は主力をほとんど削らず本田技研から村主・バウテルを獲って、J昇格
: 1年目としてはけっこういい試合見せてくれた。
: 問題はその年の終盤、監督解任〜参入決定戦での惨敗〜経営問題の表面化と続く
: 受難(?)の中で、戦力補強の目的を見失ってしまった、ということ。
うちの、棚田、関、埜下という補強も、間違ってはいない補強だったと。
ただ、他の参入戦候補が「それに向けた準備」をしていた中で、コンサは「リーグ戦」の
補強をしてしまったように。
現実的に参入戦行きは開幕前から確実と思って、そのための準備をしておけばよかったかも
しれませんが、昇格一年目で「熱い道民の期待」があった以上、リーグ戦を捨てきれなかった
のは情としては仕方なかったでしょうか。
: : うちが「若手育成」の旗印を上げた以上、「今すぐJ1」の夢はすてて、
: : 身の丈の経営にあった選手達が活躍するのを見守ろうではありませんか。
全く賛成。現実的に来年は、浦和、大分、湘南、新潟、大宮、山形の下で
七位から上を目指す、というのが妥当でしょう。そういう準備はサポにも
必要でしょうね。
: うちの場合はやっぱり、即戦力っていうより若手の手本になるようなベテラン
: (無理を承知で言えばドゥンガとかサントスとか)がとにかく欲しいですね。
: まあ、現実的には昇格した2チームが放出した外国人を獲れるかどうかくらい
: でしょうか。(ツゥットとティンガ、どっちか東京に獲られたんでしたっけ?)
ツゥットが東京入りで、来年の東京FW陣は、アマラオ、ツゥット、神野のJ2最強トリオ
となりますが、さてこの3人、どういう風に使い分けるのか、熊さんのお手並み拝見。
: それにしてもトリニータ、今年の快進撃の最大の功労者を売って(?)までも
: 来季の昇格に燃えてるようですね。しかも今度はヴァルディネイ!だなんて。
J1に行きたい選手は快く送りだして(塩川、神野)、その一方で今年以上の補強へ動く。
(ヴァルディネイ、前川)
レッズの力が抜けているのは、新潟が完敗したことからも明らかで、そこで「2位でも
上がれれば」という考えではやっぱりイカンのでしょう。
レッズを倒し、優勝で昇格する、その意気込みがなくては。
そのためにはもっと貪欲でもいい位だし、石崎監督、ちゃんと冷静に戦力分析しての
大形補強と見ます。
でも、播戸は取られたくない(笑)