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  • Subject: 玉木正之氏の言葉を思い返してみたい
  • From: 競技場の隣人
  • Date: 1999年8月07日 02:02:30

    やはり8月になってから吹きあがってきたコンサドーレ危機説。
    Jリーグを取り巻く環境は悪化するばかり。
    スポンサー集めもうまくいかず、後援会の加入も思うにまかせない。

    なぜ?という問いに対して、様々な意見があることでしょう。
    しかし、原因や責任論を追求することも大切ですが、
    それよりも私はコンサの未来を考えたい。

    コンサドーレマガジンVOL.29(最終号とは考えたくないが)の中で、
    スポーツライターの玉木正之氏が寄せた文を、今一度思い返してみたい。

    「コンサドーレが、どれだけ、Jリーグの理念の実現に向けた
     実践活動を始めているか。」
    「コンサドーレは、住民の誰もが参加できる市民スポーツクラブに
     なりつつあるのか?そうなるための活動に手をつけているのか?
     地域のスポーツ振興のために、どんな活動を開始しているのか?
    サッカー以外のスポーツ活動を開始する予定はあるのか?
     そして、コンサドーレは、10年後、20年後、いや、50年後、
     百年後に、どんなクラブになろうとしているのか?
     その青写真はあるのか?」

    コンサドーレに地域のスポーツ文化の中核になれと説く玉木氏。

    私は思い浮かべる。
    ゲートボールクラブに所属するお年寄りが、
    アイスホッケークラブに所属する少年が、
    バスケットボールクラブに所属する青年が、
    テニスに、水泳に、柔道に、卓球に、バレーボールに...
    様々なスポーツにいそしむ人々が、試合会場で、テレビの前で、
    ラジオの前で、我らがフットボールチーム、コンサドーレに声援を送る。

    そうなったとき、税金(公的支援)を使う価値のあるクラブになると
    玉木氏は言う。

    特定のスポンサーに依存しない、市民、道民の支援に基づくクラブ。
    私はそういう考え方に共鳴する。





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