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  • Subject: “ゾーンプレス”と言うより“プレッシングサッカー”
  • From: M.N
  • Date: 1999年1月12日 19:37:41
  • Reply-to: Re: コンサが優勝するためには?−その1−(ゾーンプレス) By さかい

     タイトルを見れば「何が違うんだ」と突っ込まれそうですが・・・
    一応区別すると

     「ゾーンプレス」はトップとDFラインとの間を30〜40メートル
    に狭めて、その中でボールを持つ人に激しくプレッシャーをかけて
    ボールを奪い、一気にゴール前に攻め込むと戦術(だと思う)なの
    に対して、「プレッシングサッカー」は、必ずしもゾーンを
    狭めるわけではないけれど、前線からFWもフォアチェックを行い、
    中盤でボールを持つ相手に対しても、2〜3人でプレッシャーをかけて
    ボールを奪う戦術(だと思う)です。(とはいえどのチームも程度の差はあれ
    プレッシングをしているんですが・・・)

     フェルナンデスもプレッシングサッカーを志向していたんですが、
    (J開幕戦の清水戦で、先制点とるまでのチームの動き)
    個人の技術的問題(含体力)や、DFラインがずるずる下がってしまう
    傾向(梶野がラインを下げてしまう)があって、中盤に大きなスペース
    を相手に与えた事により、効果的なプレッシングをかける事ができませ
    んでした。
     あと、どちらの戦術も、責め込んでくる相手に対しては有効ですが、
    ひいて守る相手に対しては不向きです。いくつもの攻撃のバリエーション
    が確立されてなければ厳しい戦いになります。加茂JAPANがアジアカップ
    でクウェート相手に惨敗したのはそういう理由です。

     同じように、来期のJ2でコンサ相手に真っ向勝負をしてくるチーム
    は少ないでしょう。なので、来期の戦術としては、「ゾーンディフェンス」
    にこだわらずに、1)引いてくる相手に対しての攻撃パターンの確立、
    と、2)責め込んでくる相手に対する、中盤からのプレスの徹底、が
    必要になると考えられます。

     以後続く・・・かも(未定) 


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