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  • Subject: セカンドステージへ向けて
  • From: 中年MF
  • Date: 1998年8月10日 13:44:58

     大野のデビュー戦は,苦い経験となったようですね。
     さて,ファーストステージが終了して,これまで見てきた中で,私なりに勝手に,思っていることを書かせていただきます。
     戦術的な提案として「カウンターサッカー」を徹底すべきではないかと思います。札幌はマラドーナのチームです。彼にボールが集まるのは当然だと,あまりにも皆が意識し過ぎているのではないでしょうか。ここで,天皇杯の時の東京ガスを思い出してみましょう。選手個人個人のレベルは大したことはなくても,「組織的守備からカウンター」の戦術意識を全員が共有して成功した良い例だと思います。基本的にカウンターは,格下のチームが上のチームに対する時に有効と言われますが,(実はそれだけではないとも思いますが,例:アズーリ)札幌も,一度ここは「格下」意識を全員で持ちましょう。(誤解のないように「上を食ってやるぞ」意識です。)そして,「マラドーナに回せ」ではなく「流れの中でマラドーナを生かせ」を考えましょう。どうも,せっかくパスカットしても,マラドーナを探して出す。マークを受けた中でマラドーナがドリブル。相手の守備陣は整う。というパターンが多いと思うのです。マラドーナ自身も玉離れを早くする意識を持って欲しいです。ここ数試合のマラドーナは,少なくても前半は精力的に動いても,後半完全にキレています。前半簡単にプレーしてスタミナの温存を願います。やはり,キーマンはマラドーナで札幌の至宝だと思うからです。そうなるとなおさら速攻の起点としてバウテルの復帰と太田の頑張り,両ウインガーの思い切った飛び出しが必要と考えます。


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