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Subject: 5段階強化方針の目指すもの
From: スーパー銭湯
Date: 2005年1月27日 00:36:17

「クラブを創るフロントへの素朴な疑問」―5段階強化方針の目指すもの

昨年最下位でしたが、今年は、期待しているし、期待もできるとした上での疑問です。
今思うものは、そもそも去年打ち出された5段階計画の現在はどこにいるのか?
今年、もしJ1に昇格したから第3段階だ、いや第4段階だ、という判断を
することで良いのだろうか?ということです。

 そもそもどんなチームをつくり、そしてこういう風に戦い勝つんだ。という
姿があってこその、チーム創りの段階評価ではないのか。

 チームのアイデンティティ(自己のあるべき姿の決定)がなければ、ただの
その場限りの(あるいはその年の監督限りの)形を変えた寄せ集め集団でしかない。
たとえ、今シーズンが好結果だとしてもです。
私たちは、岡田監督の時代と、その後の混乱でそれを経験したはず。
 
 今、監督が柳下監督であるから、磐田のようなクラブにしたいのかという風に、
サポは感じています。
 では、磐田のようなクラブにしたいから柳下監督を招聘したのでしょうか。
むしろ、ヤンツーになったから、磐田色でチームつくりをしていると感じてる
サポが大半のはずです。

 もしなんらかの理由で監督が変わり、別の監督がチームカラーをまた変える
こととなるなら、(それはそれで面白いですよ。余裕があれば)クラブ的には、
もう一度最初から、ご破算に願いましては・・となってしまいませんか。
組織で戦った岡田時代から、選手のマンパワーを生かす?名前を忘れた監督
のように混乱するのでしょうか。

 J1に昇格したとして、それで第何段階だというのは、結果から評価するという
ことであまり意味あるものとは思えません。
 むしろ「クラブ、チームが一体として目指すクラブ」というものが見えてくれば
そして、それに一体として取り組むことができれば、たとえ、昇格が今年できなく
とも、納得できるはずです。むしろ、そうしたやり方がJ1昇格も、そしてJ1優勝も
見えてくるという考えもあると思います。

 クラブの土台造りに、若手の成長をさせる意味で柳下監督を招聘したという
意味であるなら、今年の結果がどうであれ、どれだけチームとしてあるべき姿に
近づいたか、クラブとして成長したかで判断すべきということになります。

(ただ、今年はヤンツーも勝負を掛けてくるでしょう。)

  なお、こういう疑問を呈することができる計画を設定したフロントのがんばりに、敬意を表します。



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