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Subject: Re: 今後の資金調達
From: スーパー銭湯
Date: 2001年10月27日 04:25:12
Reply-to: Re: 今後の資金調達 By カール

カールさんへ。

: 1.あなたが株主でないなら、経営に口出しする資格はありません。
:   経営陣が増資を決めたことを不快に感じてもらう筋合いもありません。
:   HFCが気に入らないなら無視すればよいでしょう。

 わたしは、株主ではありません。ですから、おしゃるとおり経営に口出しする
資格は「株主総会」ではありません。補助金を願い署名活動をした一般市民として
応援するクラブの一サポとして、経営への不信からカキコしましたが、それは
ゆるされないことでしょうか。


: 2.仮に入場料の値上げになったとして、気に入らないならチケットを購入して
:   頂けなくてもやむを得ません。(私自身も「安易な値上げ」には反対で、
:   値上げするにしても学割の導入と子供料金の据え置きで若い人達の負担は
:   減らして欲しいと思ってますけどね。)

 わたしは、「値上げをするならその前に検討する事がないか、それは優待券のことだ」
というカキコをしましたが、必要ならするべきでしょう。
単に、値上げを反対していると感じられたのは、私の意図とは異なります。


: 3.コンサに対する補助金が気に入らないなら札幌市や北海道に苦情を述べて
:   ください。コンサへの補助金に反対の方も実際少なくないようですから。
:   どうも行政に頼る姿勢が気に食わないようですが、HFCとしては補助金
:   交付や融資支援に値する存在であることをアピールしていくだけです。
:   少なくともコンサに対する支援への理解は広がっていると感じていますけどね。


わたしは、補助金が気に入らないという理由で、苦情をいったつもりはありません。
実質破綻状態の債務超過であり株主としての価値がないのに存在できている大きな
理由のひとつが多額の融資や補助金だという事実は、無視できないということ、
その状態の株主がもらっている優待券が、経営を圧迫しているのではないかという点を
述べて、持株会の会員にその使用方法について疑問を呈したのですが。

: あなたがHFCのお客さんだとして、お客さんには買うものを選ぶ権利はあります。
: あなたが納税者だとして、納税者には行政に意見する権利もあるし、選挙権を
: 有効に行使していただくこともできるでしょう。
: それ以外はクレーマーのように文句をつけるのはほどほどにして欲しいですね。

うーーん。コンサのサポの方は批判されるとクレーマー呼ばわりするんですか。
そのように感じられたのなら、本意ではありませんので今後注意します。


: まず第一に株式会社は株主の資本提供により存在するわけで、株主に対する
: 優待制度を設けることには何ら問題がないでしょう。蛸足配当などと同じ扱いを
: されては困りますね。別に利益の配分をしてるわけではありませんから。
: 優待制度は会社にとって有益(資本をあつめる点と営業面の総合で)と
: 判断したから設けられたに過ぎないでしょう。
: もちろん株主優待制度を継続するかどうかは経営判断によるので来年度以降
: どうするかは分かりませんけどね。


おっしゃるとおり、利益配分ではないですね。そして、優待制度は会社の運営
上の政策というのも分かります。わたしが蛸足云々といった趣旨はそれが行き
すぎたように見えたので、疑問を呈したのです。そして、本来なら倒産紙くずの
会社でありながら補助金をもらっている、その株主が有料入場者を制限して
まで優先される理由は何なのか疑問なので問うたのです。

: 記憶が正しければ初回の一般公募では目標を若干下回り、2回目はJリーグ
: 昇格で目標を高くしたけど目標達成までは遠かったように思います。
: 招待券の優待制度を前面に出して少しでも応募を増やす努力をしたにも
: 関わらずです。今回にしても誰が3億円近くも集まると予想したでしょうか、
: この不景気に。現在優待制度があるのは資本を集めるのに必要な手段だった
: わけで、大口出資者も了承した経営判断だったわけです。
: 「招待券ももらえるし」といういことで出資してくださった株主にしても、
: 債務超過のHFCがつぶれればすべてが無に帰すのは承知のうえです。


べつに、HFCの出資者に限らず、株式への出資はすべてが無に帰すのを承知の
うえだとおもいますが、それがなにか?


: その株主にもいろいろありますね。
: 1)満員にならない試合を選び初心者をスタジアムに勧誘する営業まで行う株主
:   ー無給の営業マンは結構いますね。
:    この営業でコンサにはまった人も少なくないでしょう。
: 2)寄付をして施設などから招待をする株主
:   ーコンサを通じて社会貢献にまで寄与できるなんて。
: 3)招待券を特権として使う株主
:   −回収不可能な資金を提供してくれただけでありがたい。


以上の点は、株主に限らず、なさっている人はいますよ。私事ですが、サポート
シップスポンサーとして、上記1,2をを大規模ではもちろんないですが、
好きで勝手に自腹でやってます。株主なら、自分の利益にもなるのでしょうから、
自慢できることでもないと思いますが。


: それに株主になることによって、オーナーとしての意識からというと大げさですが、
: チームへの思い入れがより強くなることにより、有形無形の形でコンサの営業成績
: 改善への寄与してしまう人も少なからずいますね。後援会やファンクラブのように
: 年会費を払わなければ縁が切れるのとは違ってHFCの続く限り株主ですからね。
: 株主が優良顧客になることも含めれば、招待券の配布はプラスマイナス相殺して
: 若干のマイナスが残る程度でしょう。招待券を特典として掲げて公募したにも関わらす
: 優待制度を簡単に廃止するのは株主に対する信義に反することでしょう。
: 慎重に株主の理解を得なければ、コンサの支援者でもある株主の反発や離反を
: 招いてしまいます。招待券の運営方法に改善の余地があるとは思っていますが、
: 外から批判される筋合いはないですね。
: (誤解を生じないよう付け加えておくと、株主でなくてもボランティアスタッフや
: すいか隊、後援会やOSC、 ゴール裏やアウェイ応援などいろいろな形でコンサに
: 貢献してくれる方々が数多くいるのはうれしいし、皆で「我がチーム」を支えて
: 盛り上げていきたいと思ってます。上のは出資者だけ取り出した観点です。)


後援会やファンクラブとちがって、株主は一度出資金を払ったら会社が存続する
限り(たとえ、多額の補助金がつぎ込まれ続けても)HFCから無料優待券を
もらえますが、後援会やファンクラブは毎年お金を払わないといけないですから、
とちらがHFCにとって金銭的にありがたいかは一概にはいえないのではないですか。

さらに、地元住民から補助金以外にも、株主でもない人からも、有形無形の支援を
受けている実質破綻している会社の株主が、優待券を批判されたくらいで、経営に
クチ出すなということをおっしゃれるのですね。

: ところで、航空会社の優待券を引き合いに出してましたが、少なくとも
: スポンサー様のJALでは株主優待券はいつでも使えるんですよ。
: 早期割引などが使えない繁忙期でも株主様はちゃんと優待してもらえるんです。
: 事実に反する根拠を元に堂々と意見しないで欲しいですね。
: チケットが即日完売するような試合でも使えるのが優待というもんでしょう。
: 招待券利用者が溢れてしまったり、整理券引き換えにしたらあまって
: 空席ができてしまうというのは改善すべき点ですけどね。
: それから、「有料入場者で満員の試合には使えない」などとはどこにも書いて
: いませんよ。入場者多数の場合は入場を制限する場合もあるとなっていて、
: そのとおりに実行してるわけです。この点でHFCが非難されるいわれは
: ないですね。いいがかりはやめて欲しい。


JALがそんなに株主想いだとは知りませんでした。事実誤認のようですので
お詫びします。JALも長く独占を許されたので利用者よりも株主がこわいんでしょうか。
逆に不思議に感じますが、あ、スポンサーであられましたね。ごめんなさい。
JAL以外のそう言う例があればご教授頂けると参考になります。

改善すべき点があるとご自身も述べられている点について、どうしたらいいのかを、
問うているのがわたしの問題提起なんですが。言われるように、「制限する場合が
ある」と記載されているのだから、書いてあるとおり、制限したらいいのではないか、
という意見なのですが。今、有料入場者より無料入場者を枠を設けてまでする、その理由は
自分には分からないと主張しているのです。株主でなく、一般の有料入場者として、
批判的にお聞きしたいのですが、これは、いいがかりになるのでしょうか。


: 次に補助金ですけど、国や地方自治体から補助金をもらっている会社など
: 数え切れないですね、大企業・中小企業・特殊法人等さまざまですが。
: それぞれに補助金の交付理由があって、中には納得のいかないものもいっぱい
: ありますね。そんな補助金だすなよっていうのもそりゃありますよ。
: でもあなたのセンスはずれてるでしょう。コンサへの補助金に反対なら市・道に
: 陳情でもすればよいし、コンサへの貸付金の返済を迫るよう陳情する相手も
: 市・道でしょう。補助金自体には反対しないという割には行政からの支援に
: 批判的なご様子ですね。HFCはHFCで補助金のお願いをするだけですし、
: その立場は石水副社長の考えに集約されるでしょう。私はコンサドーレは
: Jリーグ100年構想のモデルにもなれるチームだと思っているし、地域振興、
: 文化事業、青少年育成などHFCは補助金を受けるのに十分値する存在に
: なっていると思っているし、コンサ支援への理解がいっそう広がっていくのを
: 期待するだけです。もっとも、反対する方がいなくなるとは思ってもいませんし、
: 補助金に頼らずに経営できるようになる方が望ましいとは思いますけどね。


わたしは、補助金がコンサに必要ないなどと、一言も言ってませんし、むしろ
いまのままでもらい続けられるのか不安だから、疑問や批判をしているつもりです。
これまでどうり主張して補助金をもらう立場なら、補助金をもらうことに、反対して
いるならまだしも、賛成しているわたしの疑問に、株主でないならクチ出すなと
おっしゃらずに、合理的な解決方法をどうお考えなのか、教えてもらえませんか。

最後の方に、補助金に頼らずに経営できるようになる方が望ましいとのべているのは、
どういうことでしょうか。やはり、まずいとお思いなのですか。じゃあ、そういう
経営を望むように批判されることを甘受はできないのですか。


: 最後に減増資について述べます。あなたも分かっているんでしょうが、
: 減資自体には何の意味もないでしょう。見かけ上累積債務は減りますが、
: それで経営が改善するわけでもなんでもない。減資したあと十分な追加資本が
: 得られなければどうしようもない。減資するのは現在の経営で身動きとれなく
: なったときに親会社になろうとするところがあればという話でしょう。
: 清水エスパルスのパターンですね。現在の状態で例えば90%減資した後に
: 今の大口出資者が10億円増資して債務超過を解消するなんてことなどしたら
: HFCは無茶苦茶になってしまいますね。市民クラブとしての歩み、出資して
: もらっている数多くの会社からの支え、こうしたものが損なわれたHFCの
: 未来は暗くなるばかりでしょう。HFCは経営改善を続け、支援の輪を広げ、
: これまで通り進む努力をするべきでしょう。
: また、増資についてですが、しないですむならこれ以上増資はしたくありません。
: 増資をすれば債務超過は縮小するけれど、累積債務が減るわけではありません
: からね。むしろ増資で得た資金で事業規模を拡大すると、営業収入が伸びなけれ
: ば赤字が拡大するだけですから。今期は3億も増資して移籍金などに使って
: おきながら収支とんとんというのはすばらしい営業成績ではないですか。
: 今期をベースに経営計画を練り、改善の努力をするのは健全だと思います。


減資すると累積債務が消えます。そして、大口出資者が10億でも獲得できれば
一気に債務超過が解消されます。なぜ、これがむちゃくちゃなんですか。
HFCがちゃむちゃくちゃになるのではなく、これまでの株主が損することと、
HFCとをおなじにしていませんか。株主が代わっても、地元からクラブが
消滅せず、自立経営するならそれにこしたことがないのではないですか。
10分の1になったとしても、それでコンサが存続できるなら、そちらを
わたしは支持しますが。


批判を受けるのは赤字を出して補助金をもらわないと、サポから実質ゼロの株を買って
もらわないとやっていけない経営体制を批判せず、批判する人間を批判する。
わたしには、よく分かりません。

:スタジアムには足を運んでいるように
: 伺えるスーパー銭湯さんからはコンサドーレの総体に対する愛が感じられない。
: それが残念だ。

愛を感じてもらえないのは、残念です。
まあ、カールさんに限ったことではないので自業自得でしょうが。




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