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Subject: Re: 引き分けで良かったのか?
From: えーべっつ
Date: 2000年8月22日 22:20:09
Reply-to: 引き分けで良かったのか? By 横浜のニセ道産子

: 勝って当たり前の試合じゃなかったのか?
: という主旨を貫いていらっしゃる方(ページ)には、僕の見た限りたどり着けなかったのですよね。

 確かに現在の順位では湘南はほぼ勝率5割の5位ですけれども勝って当たり前と言えるほどの相手ではないし、今年のJ2で”勝って当たり前”の相手は甲府・水戸・仙台・鳥栖くらい(前記のチームの方すみません)ですし、実際に湘南は唯一完封していない相手でしたから楽観は最初からしていませんでした。

: まず、野々村退場について、その際の審判の処置が不明確だったやら、
: 相手の杉本に「挑発された」やらの類いの書き込みはありましたけれど、
: 頭突きなんちゅー愚行を働いて退場を食らい、
: 数的不利を招いた野々村本人を責める声が皆無なのにはどうも解せません。

 この場面は私が当日観戦していたメインスタンドのSS席からは良く見えなかったですし、HTBのテレビ中継でも映っていなかったですが、スカパーの中継には映っていたのでしょうか。試合後の野々村の談話では「相手が顔を突き出してきて自分の顔と当たったのが頭突きしたと判断された」と語っていたので簡単に愚行といえるものなのか分からないし、そういう人は多いと思いますが。

: ※審判を悪者にするのはまったくのお門違い。その他の判定やゲームコントロールに不手際があったとしたら、
:  それはそれで別の問題。フチカを警告で済ませたのはミスだと思いますけれど、野々村の退場は全面的に正しい判定。

 今、思い出したのですがこの試合の大田主審は6/4の駒場のレッズ戦でも主審を務めていましたが、私は現地で見ていて試合のコントロールが下手な審判だなと感じました。
そういう審判ですから必ずしも全面的に正しい判断とは思えません。

: 結果的に野々村の退場が札幌の選手達の闘志に火をつけ、
: その後の必死にゴールを陥れんとする札幌の猛攻と、
: それを水際で死守するGK裕二を中心とした湘南のこれまた必死の守備という、
: とりあえず見応えのある攻防を作り出したのは確かなのでしょう。

 湘南の守備は以前の対戦から見ても大して進歩しているようには見えませんでした。ただGKの伊藤裕二は故障から復帰したばかりの前回の平塚での対戦時に比べると、かなり良くなっていました。彼の個人技で防いだ場面が多かったと思います。

: けど…
: なら、どうして最初からできねぇんだよ!と思いましたね。
: 暑かったから? 前半は様子見ってのがここのところの戦術だから?
: それも理解できないことではありません。
: ただし湘南は…湘南サポには失礼な言い方かもしれませんが、もはや「圏外」のチームであり、
: そんなチームをホームに迎えた首位を走る目標を明確に持ったチームが、
: しかも1万6千人もの観衆を前にしてホームチームがすべき試合は、果たしてああいう試合だったのでしょうか?

: 「引き分けでよかった」? 本当にそう思っているのですか?
: これでコンサの引き分けは3つめですよね。
: と、言うことは、勝ち点の計算上2敗と同じってことになるのですよ。

 まぁでもその分コンサはVゴール勝利もJ2最多の3勝してますから勝ち点の計算上は2勝してると言えますから、同じ引分け3でVゴール勝利1のレッズや引分け2でVゴール勝利0の大分に比べるとマシです。それに何だかんだ言っても90分勝利はコンサが一番多いですから。勿論引き分けるよりは勝つほうが良いにこしたことはないですが。


: なぜもっと最初から積極的に試合を支配しようとしない選手や監督の采配を問題にしないの?
: なぜ再三の決定機をものにできない選手達を責めないの?
: なぜ「高校生」(二種登録)に点を決められて恥ずかしいと思わないの?

 最初から積極的に試合を支配できるようなチームはJ1でもほとんどないですし、今年のJ2では調子が良いときのレッズくらいでしょう。またシュート数のわりには以外に決定機は少なかったのではないでしょうか。

: つまり、3週間前には新居や正浩や太郎や“稔侍”たちと一緒のレベルで試合していた選手にいいようにやられたんだぞ!

 この前まで「高校生」だった山瀬に前回の厚別のVゴールといい、今回の試合でも面白いようにボールを奪われて攻め立てられた湘南の選手の方が情けなく思いました。

: コンササポ全員に同じ考え・価値観を持ってほしいとは思いません。
: しかし、昨年(更には一昨年)と、あれだけ苦しい思いをし、屈辱にまみれたはずなのに、
: どこからもこうした厳しい意見が出てこないというのはなんだか「同志」として哀しい思いもするので、
: 物議を醸すのを承知で書かせていただきました。

 実際に現場で試合を見ていた人からは思っていても中々言えないこともありますし、仰るとおりと思えることもありましたから、別に構わないと思います。

: ※特に道スポの平川のコラムは噴飯ものでしたね。

 これは私は全然同意できません。平川氏は私たちとは違って実際にプロリーグでこうした経験をしてきている人ですから、道スポのコラムのような感想を持つのは当然でしょうからそれに対して批判は私はできません。




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