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Subject: Re: ヤバいぞJリーグ(オールスター投票に思う)
From: エドッコーレ@東京
Date: 2000年7月26日 00:00:13
Reply-to: ヤバいぞJリーグ(オールスター投票に思う) By 横浜のニセえぞひぐま


僕はひぐまさんのご意見を読んでいて思ったことがあります。それは、「あの荒療治」はやっぱり必要なんじゃないか、ということです。

あの荒療治、とは今Jリーグで検討されている、J1のチーム数を見直すということ、その中でも僕が特に注目しているのは、「J1を12チームにする」ということです。

12チームにすれば、去年の鹿島や今年の名古屋のように、優勝できるだけの戦力を持っているチームでもちょっとボヤボヤして低迷するとJ2降格の危機に瀕することになるからです。このように優勝を狙う上位チームにももっと危機感を持ってプレーさせることができると思います。

それに2部リーグより1部リーグの方がチーム数が多いという「頭でっかちなピラミッド」のリーグなんて世界のどこを見渡してもないでしょう。1部リーグの方がチーム数が少ない、ということにならないと、「選び抜かれたチームによるリーグ」という1部リーグである意味、稀少価値やステータスも出てこないのではないでしょうか。

本当にJ1が12チームとなると当然コンサドーレは苦しい立場に立たされることになりますが、やはりJリーグ全体の繁栄があってこそのコンサドーレだと思うのでやむを得ないと僕は思います。

それから、日本代表の試合は盛り上がるけどJリーグは全然盛り上がらない、ということについても意見があります。

日本でこうなってしまいやすい一番の原因は「日本人の帰属意識」だと思います。ほとんどの日本人は「自分は日本人だ」と、日本という国家へしか帰属意識がないからだと思います。

でも、ヨーロッパでは人々の帰属意識はかなり違うようです。彼らは例えばイタリアやスペインという「国民国家」への帰属意識とは別に、ローマ、ミラノという「都市」やカタルーニャ、バスクという「地方」への帰属意識があるのです。

これは僕の想像ですが、僕らが日本代表を応援する時のテンションで彼らは自分が帰属意識のある地元のクラブチームを応援するのではないでしょうか?だからこそJリーグのように「地域密着」とか「ホームタウン制」などといちいち言わなくても、ヨーロッパのほとんどのクラブチームは地元の名前を名乗り、多くの地元の人々が応援して、あんなに盛り上がるのだと思います。

それでも北海道の人々は日本の中では比較的地元への帰属意識が高い、「自分は道産子だ」と思っている人が多いからこそ


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