ミッションインポッシブル(飛行機編)

10/26に埼玉スタジアム2002で開催されたルヴァンカップ決勝戦はまれに見る激戦となり、北海道コンサドーレ札幌は敗れたものの、今後10年くらいは酒の席の話に困らないような試合を繰り広げた。

その一方で、その前日、コンサドーレにまつわる人たちに事件が起きていて、人知れず戦っていた人たちがいたことを知っているだろうか。


【台風襲来】

前日の10/25、日本の東南海上を北上中の台風21号の影響で、関東・南東北地方の天候は大荒れに。

この影響で、北海道発、関東の空港行きの飛行機のダイヤは大荒れに。北海道からスタジアムを目指していたコンサドーレサポーターは大きな影響を受けることに。

ちなみに10/25の新千歳発関東の空港行きの飛行機(10/26の早朝便も)は、どこの社の便も空席待ちが出るほど満員。その原因がルヴァンカップ決勝に訪れるコンサドーレサポーターによるものであったことはいうまでもない。


【ミッションインポッシブル1(お客様を羽田空港に届けろ)】

コンサドーレのオフィシャルトップパートナーであるJALのダイヤもこの日は大荒れ。ほとんどの便に遅れがでただけでなく、引き返しなども発生。

まず、新千歳14時発羽田15時40分着のJAL512便。少し遅れの14時16分に新千歳を出発したものの、悪天候で羽田に着陸できず、新千歳に引き返した(16時18着)。その後、17時19分に再度新千歳を出発、無事19時5分に羽田に到着した。

JALでこの日最大のおくれとなったのが、新千歳21時45分発羽田23時30分着の最終便(JAL598)。使用機材の遅れで、新千歳の出発が深夜の1時20分にまで遅れた。羽田には3時10分着。時刻表より3時間40分遅れの到着となった。

大荒れの一日なったが、それでもJALはお客様をすべて羽田に届けた。JAL社内では、「私達の使命はお客様を安全に目的地に届けることです。何が何でも届けます。今日は特別な日なんです。」と頑張ってくれた人たちがきっといたに違いない。

ちなみに、北海道コンサドーレ札幌の選手たちは前日の10/24に移動。この日の大荒れの影響は受けていない。また、新千歳空港のJALスタッフは、10/24から10/26の3日間、勝負服を着用して業務にあたっていてくれた。

この日は、他にも成田行きジェットスター・ジャパン GK102便が、到着地を悪天候のため成田から名古屋へ変更となったり、一日中大荒れとなった。


【ミッションインポッシブル2(埼玉スタジアム2002にたどり着け)】

悪天候の影響は、その翌日の10/26の便にも。10/25の段階で、その翌日10/26のジェットスター新千歳7時50分発成田9時25分着の始発便(GK130)の欠航が発表された。機材繰りの都合がつかないことが原因。この便の定員は、200名ほど。ここから、この便に乗るはずだったコンサドーレサポーターの大冒険が始まる。

出発直前ではなく、前日に発表されたので、代替路を模索しながら埼玉スタジアム2002をめざすことに。

まとめサイトから


今年のルヴァンカップ決勝は、試合内容だけでなく、いろんな点で後世に語られる試合となった。まさにオールコンサドーレ。みんな頑張った。

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