コンサFAQ2 -チケット編-(2001年版)

【このページに載っているFAQ項目】

  1. チケット買ってスタジアムに行こう
  2. チケットはどうやって手に入れるのですか?
  3. チケット販売のプロセスはどうなっているの?
  4. チケットが前売りで売り切れてしまいました
  5. 招待券は前売りが完売した試合でも使えるの?

  1. チケット買ってスタジアムに行こう
    • 「やっぱり試合が生で見たい」と思ったら、スタジアムに行きましょう。一度、スタジアムに足を運んだ人はみんな知っていることですが、テレビ中継と雰囲気が全然違います。テレビ中継では、アナウンサーと解説者の妙に落ち着いた音声だけで、スタジアムを覆いつくすほどの歓声や応援は中継されません。スタジアム全体で歓声が上がるときはほんとに地響きのようになるんですよ。あの、雰囲気は一度体験すると病み付きになります。
    • シーズンによって、ホームゲームでナイターの試合がないときがありますが、ナイターの試合はデーゲームより雰囲気があって僕は好きです。カクテル光線に、選手のユニフォームと緑の芝は輝き、漆黒の闇はピッチの上を劇場のように浮かび上がらせてくれます。ただし、春先や秋の試合では、確実に寒い思いをしますが。
    • さて、このような感動を味わいたくなったら、スタジアムに行くしかありません。チケットを手にスタジアムへ向かいましょう。

  2. チケットはどうやって手に入れるのですか?
    • チケットを手に入れるためには、前売りを購入するか、試合当日スタジアムに行って、当日券を購入するかの二通りの方法があります。
    • 前売りチケットは、ホームゲームチケットに関しては、道内プレイガイド、ローソンチケット、コンサショップなどで販売されています。道外で購入する場合は、ローソンチケットを利用すれば購入できます。ローソン各店舗にあるロッピーにて購入が可能です。またここでは、J1&J2全試合を扱っていますので、アウェイの試合のチケットを購入することもできます。
    • チケットの販売開始時期、場所などは、予定一覧のページに行ってみてください。その中にチケットに関するページがありますからそれを参照してください。なお、そこにはホームゲーム関連のチケットについてしか載っていません。アウェイのチケット発売に関しては載っていませんので、知りたい方はホームゲーム主催チームのホームページなどに行って関連記事を、ご自分で探してみてください。また、Jリーグのホームページのホームページは、Jリーグ全試合分の情報が詳しく載っています。
    • 当日券を購入する場合は、スタジアムに行って、購入してください。試合当日のキックオフ2時間くらい前から(だいたい開門の頃、2000年シーズンは1時間半前でした)、発売が開始されます。前売りに比べ、500円ほど高くなっています。コンサドーレが札幌に来たばかりの最初の年96年は、前売りでチケットが売り切れてしまうことはありませんでした。Jリーグ昇格を決めた97年は試合によっては、メインスタンドやバックスタンドの中央にあたるSS指定席やS指定席で売り切れがでるようになりました。98年Jリーグに昇格した年は、メインスタンドやバックスタンドの中央の席(SS指定席やS指定席)は、大抵前売りの段階ではけてしまい、当日券はほとんどありませんでした。また、たった一度でしたが、前売り券全席完売、当日券なしという試合がありました(98.10.24、Jリーグ2ndステージ第13節、ジュビロ磐田戦)。残念ながらJ2に降格した99年は、前年ほどの勢いでチケットははけていませんが、それでも時々、SS指定席やS指定席は当日券がないことがあります。2000年シーズンは厚別での札幌開幕戦、浦和戦、優勝決定戦の三試合で完売しました。
    • チケットを確実に手に入れるためには、前売りを買う方がいいでしょう。また99年の特徴として、例年より前売り券の販売枚数に対して当日券の売れ行きが多いそうです。従来のサッカー好きのコアなサポーターを中心とした人たちや、あらかじめ試合観戦の予定を立ててチケットを購入するスタイルに加え、試合当日の天気をみて、『今日は天気も良いし、ちょっくら見に行こうか』という、サッカー観戦やコンサドーレの応援を休日の散歩気分で楽しむ層が増えてきたようです。
    • ゴール裏のB自由席などは、当日行っても大抵ありますが、これも、ビッグゲーム、人気のあるチームとの対戦では、どうなるかはわかりません。前売りを購入しておくことをお薦めします。
    • これら以外に、チケットを手に入れる方法として、シーズン券を購入するというのがあります(シーズン券の購入申込は大抵シーズン前に行われます)。これだと、年間通してSS席、S席中央付近の同じ座席番号の席を確保できます。近くの人は、シーズン終了まで同じ人なので、見知らぬ人とシーズン終了近くなると仲よしになれたりします。
    • 2001年J1リーグでのコンサドーレ札幌のホームゲームはほとんどの試合が前売り完売。人気の高い注目の試合では、前売りチケット販売後すぐに売り切れるという事態も発生しました。このようなシーズンでは、当日券よりは前売りチケットをなるべく手に入れるようにした方がよいかと思われます。

  3. チケット販売のプロセスはどうなっているの?
    • コンサドーレのチケット販売のプロセスは以下の通り。経験を素に推測していますので、真実と違っていても責任は持てません。コンサドーレのチケット販売は下記のような順番で行われていると思われます。
      1. シーズンチケット販売(シーズン開幕前)
        • まずシーズン初めにシーズンチケットの販売があります。このシーズンチケットには全席種(SS、S、A、B)ありますが、全席が対象ではなく、定数枠があります。ファンクラブ会員等向けの先行販売後、一般向けのシーズンチケットが販売されます。枚数は知りませんが、この段階で、3千枚くらいはでているのではないでしょうか。
      2. ファンクラブ会員等向けの先行販売
        • ファンクラブ会員等向けの先行販売は、一般向け前売りチケット販売が開始される一ヶ月前くらいにファンクラブ会員に申込受付の連絡が行きます。今年のファンクラブ会員は8千名くらいですが、一人の会員で一試合2枚、要するに複数枚購入することができます。
        • シーズンチケットには、SS・S指定席の中央部分の良い席が割り当てられており、ファンクラブ会員等向けの先行販売はその周囲が割り当てられるようですが、このファンクラブ会員等向けの先行販売にも定数枠があり、それが完売してしまうとファンクラブ会員であっても購入できません。とりわけSS・Sの両指定席の人気が高いようです。
        • どうも感じとしてですが、SS指定席の場合、最前列に当たるA列や、A席との境界に近いあたりの席などは、先行販売でも発売しないみたいです。
      3. 前売りチケット一般販売
        • 前売りチケットの一般販売はローソンやプレイガイドなどのチケット販売所での販売になります。これまでのコンサドーレの試合で完売がでたときは、この段階で起きています。この段階では、全ての券種で、席が全席販売されるので、この段階で完売になりますと、当日券は発売されません。
        • A・B自由席は席の場所は関係ないのですが、SS・S指定席は席の場所が決まっています。早い段階で販売されるチケットほど中央寄りの良い席が割り当てられます。SS・S指定席ともに中央部はシーズンチケットの人用。ファンクラブ会員等向けの先行販売には、その周囲の席から割り当てられます。で、残った席が一般前売りに回されるので、一般前売りの段階でいくら頑張ってみてもど真ん中の席を確保するのは難しいようです。
      4. 当日券販売
        • 当日券は、前売りチケットが売れ残ったときのみ販売されますが、準完売のような試合の場合は当日券の枚数が少なく、当日券が販売されても、すぐに売り切れると言ったこともあります。

  4. チケットが前売りで売り切れてしまいました
    • チケットが前売りで売り切れてしまった場合、追加販売などは行われません。しかしながら、売り切れた直後なら、以下のような方法があります。
    • 今年は、チケット販売管理はローソンチケットがメインなので、一般向け前売りチケットはこのローソンのメインコンピューターで一元管理されていると思われます。そのため、ローソン各店舗、ローソンチケット取扱の各プレイガイドいずれで購入しても同じです。どこかで売り切れがでれば、他の店舗に行っても同じことです。ただしこれは指定席に限ってのことで、自由席では事情が若干異なり
      ます。
    • 自由席チケットに限って、ローソンチケット端末に接続できないお店(キョスク、丸井今井各支店など)でも販売されていますが、これらのチケット分はローソンチケットのコンピューターには最初から含まれていません。また、既に発券済みのチケットのような取扱を受けて各お店に一定の枚数が割り当てられてしまうため、販売状況がローソンチケットのコンピュータに連動しません。そのため、ローソンチケットで売り切れがでても、これらのお店の中には在庫が残っていることがあります。ただし逆もありえるわけで、これらの店舗で売り切れがでてもローソンチケットでは残っているということもあります。
    • 一般には、自由席が完売したという情報が入ってすぐの場合、これらの店舗をこまめに探すと在庫が無くなるまで、数日のタイムラグで残っていることがあります。
    • 今年の状況は上記のような感じですが、以前、チケット販売が複数の発券会社(ローソンチケット、チケットセゾンなど)から行われていたときは、各会社に事前に決まった枚数が割り振られていました。発券ソフトウエアの兼ね合いで相互の会社の販売状況を共有出来ないため、片方でのチケット会社で完売しても、もう片方で残っていたなんてこともありました。今年も、JR北海道系のみどりの窓口・ツインクルプラザも発券業務(指定席も取り扱っているようなのでコンピューター管理によると思われます)を担当しています。これのシステムは不明なのですが、ローソンチケットと共有していなければ、ローソンで売り切れがでたとしても残っている可能性があります。
    • 以上は、販売システムの使用によるタイムラグを利用する方法ですが、他にも、旅行会社がパックを企画していて、それにチケットが込みになっている場合、時にパック自体が余っていることがあったりします。
    • 札幌市内だと、金券屋にホームゲームのチケットがでていたりすることもあります。
    • 他の方法としては、ネットオークションにでているものを探すなどありますが、定価を割っている場合は良いですけど、プレミア付き価格になっている場合が多く、必ずしもお勧めの方法ではありません。

  5. 招待券は前売りが完売した試合でも使えるの?
    • 前売り完売の場合でも、招待券による入場は出来ます。ただしいくつかの条件付きですが。入場できないときもあります。
    • ファンクラブなどでもらえるB自由席招待券には「一般のご入場者が多数の場合、ご入場を制限させていただくこともございますので、予めご了承下さい。」と記載されています。これは、前売り完売の試合では使えませんという意味ではありません。
    • 前売りが完売になった試合では、当然、当日券は販売されません。前売り完売しなくても、残った当日券を完売した時点で、当日売りを止めます。しかし、いずれの場合でも、競技場に早く行ってゲートの前に並んでいれば、B自由席招待券でも入場できます。
    • HFCでは、各ゲートで入場者数をカウンターで計数しており、各ゲートからの入場者数の合計が定員に達する寸前で入場を制限します。制限もホームゴール裏だけを先に閉鎖し、アウェイ側に回される場合もあります。
    • これは、他のチケット(前売りチケットなど)を持っていても、当日になって行けなくなる人が一定の割合で必ずいるからで、営業上の経験で、入場制限のタイミングが決められます。
    • 要するに運が入ってきますので、混雑が予想される試合では、見ることが出来るときと出来ないときがあるということです。そのため、絶対見たい試合の場合は、あらかじめ他のチケットを確保しておくことをお勧めします。
    • 前売り完売の場合に、どうしてもB自由席招待券で観たければ朝早くから行って長時間並ぶ覚悟をする必要があります。