Jリーグが競技の一部ルール変更を発表

 Jリーグはこの日、FIFAからのルール改正の通達を受けてJ1リーグ2ndステージ開幕日の6/24より競技ルールの一部を変更すると発表した。FIFAからは7月以降の試合にはこの改正ルールを適用するよう通達がでていたが、適用の前倒しについては各協会・主催団体等にまかされている(現在、欧州で開催中のユーロ2000では決勝戦だけが7月に入って行われるため、前倒しして開幕戦から適用されている)。また、シーズン途中となるJ2は第21節からの適用になることも発表された。
 大きく変更される部分は副審の権限についてとGKのボール保持について。副審は主審より近い位置で違反があった場合などに、主審に合図できるようになり、また、ピッチに入ってFKの際に相手チームの選手が作る壁を下げることもできるようになった。GKに関するルール変更は、ボール保持についてで、これまでGKは、ボールを手で持てるのは「4歩まで」あるいは「5~6秒以内」とされていたが、今後は時間制限に統一。歩数制限はなくなり、「6秒以内」と定義されることになった。大きなルール変更は、以上の2点だが、これ以外に退場処分についても、暴言だけではなくそれに準拠する身振りだけでも退場処分が適用されることになった。