J2シーズン開幕

 待ちに待ったJ2リーグが始まった。今季再びJ2リーグで戦うコンサドーレ札幌はトップリーグへの昇格を目指す。シーズン開幕から好調が伝えられているコンサドーレの仕上がりは?、二年目の岡田武史監督はどんなサッカーを目指すのか?、噂の新ツートップの調子は?、と見所満載の開幕戦の相手はサガン鳥栖。アウェイ鳥栖スタジアムでの試合にも関わらず、200名を越えるコンササポが乗り込んだ。
 試合の方は、期待の両核弾頭が大爆発。13分に播戸竜二選手がこぼれ玉を押し込んで、記念すべき開幕ゴールで口火を切ると、負けじと相棒のエメルソン選手が41分、58分、74分とゴールを決め、開幕戦ハットトリックを記録。守ってはコンサ守備陣が鳥栖の攻撃をきっちり抑え完封し4-0で完勝した。
 開幕戦を終了して、コンサドーレ札幌は得失点差で首位。97年JFL以来三年ぶりの首位に立った。他のチームを見回すと、昇格の本命、浦和、湘南、大分は下馬評通り勝利を収めた。昨年は前評判の高いチームが軒並み開幕戦を落とし波乱のシーズンを予感させたが、今年は本命候補同士の争いになるのであろうか。
 ほぼ一年前、同じ九州の地(1999/3/14;大分)で0-1で完封負けした。苦しくつらい一年の経験はコンサドーレを成長させてくれたと思いたい。今季は昨季以上に長いシーズンとなり全40試合を戦う。長く苦しく、そして熱いシーズンが今年も始まった。