木山隆之元選手が水戸ホーリーホックへ入団

昨年、コンサドーレ札幌に在籍した木山隆之選手(DF)が、シーズン途中ながらJFLの水戸ホーリーホックに入団することが明らかになった。木山選手は、札幌がJリーグに昇格した昨年、ガンバ大阪から移籍。フィジカルコンタクトに優れ、タイトなマークとハードタックルが売りのセンターバックとして活躍。Jリーグ16試合に出場したが、シーズン終了後、戦力外通告を受け退団。現役続行を希望したが移籍先が見つからず引退。この春からは、母校でもある筑波大学にてコーチになるための勉強に励んでいる。今回の入団で現役復帰となる。

水戸ホーリーホックには、同じく昨年までコンサに在籍していた渡辺卓選手が在籍して活躍している。また、木山選手の引退に際してサポーターに向けたコメントは、木山選手の応援ページを作っていた“浩二苑”内、「木山隆之メモリアルブック」に行けば読むことが出来る。

木山隆之(きやまたかし)、1972年2月18日生まれ、兵庫県出身。伊丹西高-筑波大-ガンバ大阪(95)-札幌(98)。89、90ユース代表。180cm、75kg(98年在籍時)と恵まれた体をもつDF。ガンバ大阪に入団したJ一年目には27試合に出場、その能力を高く評価され期待されたが、翌年、翌々年は不運にも二度も足を骨折してシーズンを棒に振った。苦しいリハビリの二年間であったが見事復活。その復活劇を書いたスポーツジャーナリスト“リー小林モボ”氏のドキュメンタリー「マイライトフット」は、スポーツ誌“Number”の、第5回ナンバースポーツノンフィクション新人賞を受賞した(「マイライトフット」は「Number」418号に掲載、リー小林モボ著「ビバ!・ペロータ」小学館文庫にも収録)。

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