赤池保幸選手が現役引退、育成部GKコーチに就任

 北海道フットボールクラブは、赤池保幸選手の現役引退と来季育成部GKコーチに就任することを発表した。それによると、赤池選手は今季限りで現役引退。来季は、コンサドーレ札幌育成部に所属し、ユースチームなどのGKコーチを担当する。
 赤池保幸(あかいけやすゆき):1974年5月18日生まれの24歳。静岡県清水市出身、清水東高校-法政大学-コンサドーレ札幌(97)。高校時代は、静岡県選抜に選ばれ、国体優勝。大学時代は、関東大学選抜。コンサ二年目の97年に入団。身長こそ177cmと、キーパーとしては決して高い方ではないが、反応の良さやポジショニングで勝負するタイプ。コンサには絶対の守護神ディド選手がいたため、なかなか定位置争いを勝ち抜けず、コンサでの公式戦出場経験はない。
 本人のコメント:「札幌に来てからの二年間トップチームで練習を重ねてきました。何度かサッカースクールに参加しましたが、少年達のサッカーに対する一生懸命さも感じていました。今後は自分がサッカーを通して経験してきたことで少しでも北海道のサッカー普及に貢献できるように精一杯頑張ります。」
 コンサでは、今季、二人の選手が現役引退し、来季育成部のコーチに就任することが決まっている。この日発表になった赤池選手と、既に年末に発表された浅沼選手である。コンサドーレの未来を背負って立つのがユースの選手や北海道の子供達だけに、二人には、素晴らしい選手達を育ててもらいたいものである。